ホンダFITに面白いリアカメラを取り付けよう!の巻 -その2-

皆さん、こんばんは、Tomです。昨日は、土曜日でしたので、待ちに待ったFITへの面白リアカメラの取付工事をしようと考えていました。ところが、娘が友達と就活の説明会に行くと言うので、仙台まで送ることに。せっかく仙台まで行くので『JINS』でPCメガネ+遠近両用のメガネを作ってきました。そして、そんなことを色々やっていたら、昨日は1日が過ぎてしまったのです。まあ、昨日は一日中雨が降っていたので、雨の中で作業はしなくて逆に良かったかもね。

一夜明けて、日曜日。今日は朝からまあまあ天気が良い様で、リアカメラ取付日和です。

1.購入したリアカメラ 
 このカメラは中国製で、3,900円とリーズナブルです。

 でも、箱を開けると、説明書も保証書もありません。

 これがカメラ本体です。

2.これに付けるのだ! 
 これが愛車FIT。今日は写真を撮るので、少しだけきれいにしました。
 さあ、工事の始まりです。

3.ナンバープレートのネジを外す。
ナンバーの封印されていない方のネジの部分に取り付けるので、まずはナンバーのネジを外します。

4.なんとネジ穴が・・・・ 
Tomの考えでは、このナンバーのネジを外せば、そのネジの代わりに、カメラがはいるはず・・・・だったのですが、なんと、ナンバーのネジ穴は、M6。そして、カメラのネジの大きさは、M8だったのです。しかも車の方はM6のタップが切ってあるので、このカメラを取り付けるためには、車本体のタップを潰し、M8迄穴を広げなければなりません。そこでリーマで穴を広げました。
Tomは、目的のためには手段は選びません。
それが、ナンバープレートだろうが、車だろうが・・・・でもいいのかな?車は下取りできなくなっちゃうね。

5.カメラを取り付ける
 ネジ穴も広がりましたので、いよいよカメラの取り付けです。

裏からナットでカメラを完璧に固定します。

こんな感じで取り付きました。なかなかでしょう?

6.配線、配線
カメラが取り付いたので、後は配線です。

 1)ワイヤーで道糸に
 ハッチから本体ボディー右脇に配線をするためには、配線の導くものが必要。それがワイヤ−です。ワイヤーは、針金よりも直進性が高い為、スムーズに作業ができます。

 2)電源を接続。
 バックライトの配線に、カメラの電源を接続。当然、GNDも配線します。

 ①電源の配線

 ②GNDの配線

 ③ビデオ信号の配線
 

7.画像の確認
これで、取り付けも、配線も終了しました。いよいよ、リアカメラの画像のチェックです。
エンジンをスタートし、ギアをバックに・・・・・・!!
『おーっつ!リアの画像が出てきた!・・・・・でもなんか変????』
そうです、画像の上と下が逆さまになっています。

やっちまったかな?さすが中国製!
なんか騙された様な気がする!悔しい!なにが穴あけ不要だ!もう既にナンバープレートのネジ穴を広げてタップも壊すというリスクを犯しているのに、最後の仕打ちは、逆さま画像かい? 
明日、早速販売店にクレームを入れ、商品を返品する!絶対する!・・・・と暫くネットを見ていたら、Tomは、閃きました。
もしかして、この不具合は、商品の不具合ではなく、カメラの取付方の問題か?
というと、Tomの問題?
もう一度、取り付けられている写真を見ました。するとよく見えませんが、なんとなくカメラはナンバープレートではなく、上から吊り下げられている様な取り付けになっている事が判りました。
クレームの前に、取り付け方を検討しよう!と、Tomは思いました。

8.ハッチドアの上部から吊り下げる事に。
 そこで、Tomは、取り付け角を全く異なる様に、ハッチドアの取っ手の上から吊り下げることにしました。

 1)まずはドリルで穴あけ
 まずは、ドリルで穴あけを行います。さすがにプラスチックは楽に穴が開きますね。

 2)リーマで穴を広げる
 でも、Tomのドリルチャックは、6.5mmまで。カメラのねじ穴は、8mmなので、穴を大きく広げなければなりません。

9.加工の間にカメラ本体の塗装
 これからカメラを取り付けるために、加工を行いますが、その間に平行して白いカメラを黒にします。ナンバープレートの上に取り付けるつもりでしたので、目立たない白を選んだのですが、今度はハッチドアノブのガーニッシュの上から吊るすので、色は紺か黒になります。そこで、HONDAのナイトホークブラックのカラーリングに変更します。

 1)まずは、レンズを目隠し
 まずは、カメラのレンズに塗装が付着しないように、マスキングするようにテープを貼ります。

 2)次に、塗装です。
 そして、塗装になります。これは、ほかの加工をしている間に、乾かしておきます。


 

10.配線を通すための加工
 先ほどのカメラの信号線をドアの内側に入れなければなりません。そこで、ディーラーのサービスの方から、ボディーに穴を開けるのは大変なので、ナンバープレートのランプのハウジングを削り、そこから通すといいよ。といわれたので、それを試して見ることに。

 1)ナンバープレートのランプハウジングをはずす。
本当は、ガーニッシュをはずしたいと思いましたが、ランプのハウジングをはずしてもらいました。

 2)ランプのレンズハウジングを削る
 配線を通すために、ランプのレンズハウジングをヤスリで削ります。

11.いよいよ配線
 ランプのレンズハウジングを削っている間に、先ほどのカメラの塗装が乾きました。

 

 いよいよ配線です。ランプのレンズハウジングを削ったところに配線を通します。

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 そして、次は、ランプのハウジングを削ります。

 

 ランプのすべてを取り付けが終了です。配線はきちんとドアの外側から内側へ通りました。メデタシ、めでたし!

12.取り付けはこんな感じ 
 配線をして、取り付けも行いました。完成です。

13.画像を確認
 いよいよ、リアカメラの画像を確認します。
エンジンをスタートし、ギアをバックに!
『おおー!今度はちゃんとしている!感動!感動!』

今回の道のりは、ちょっと長かったですね。
でもちゃんとリアカメラが動作していますので満足です。