YAMAHA プリメインアンプ AX-900の修理

おはようございます、Tomです。昨日は、後頭部がモヤモヤして、CTスキャンをかけるという、ちょっとドキッとした出来事がありましたが、幸いCTの結果は正常で、Tom自身も脳の中に『味噌』が沢山詰まっている事も確認でましたので、ちょっとホッとしました。
それにその後、久しぶりのマッサージをした結果、今朝は、首筋の痛みも取れ、とても清々しい朝を迎えました。

と言う訳で、久しぶりに早起きをしたTomですが、さて、修理でもしましょうか?と思いましたが、アンテナアナライザーは結構難しいので、今日は気分転換に、先日ゴルフの先生から預かってきたアンプの修理です。
このアンプは、私が先生に差し上げたYAMAHA AX-900です。

先日、預かった時の症状は、ボリュームを上げ下げするとガリがあり、電源OFFの時もガサガサと音がします。そして、左側の音も小さいのです。
でも、PHONOに切り替えると正常な動作をします。
それでは、早速メンテしましょう!

1.症状の確認
 まずは、症状を確認します。アンプの入力には、お手軽なiPhone5からお気に入りのディビッドサンボーンの曲をソースとして入力し、出力ではスピーカーを飛ばすと大変なので、ヘッドフォンでモニタしました。

 CDの入力にiphoneを挿し聴いてみると、確かに音は出ますが左右のバランスが悪いです。バランスのVRをいじっても直りませんが、ラウドネスVRを回した所、ここにガリがありました。何度やっても再現します。

 CDダイレクトにすると、全く問題なく綺麗な音が出てきますので、このTONE回路の部分が問題ですね。

2.バラシ
早速バラします。アンプは同じような構造をしているので、バラシも手馴れたもんです。

3.ラウドネスVRガリ取り
何時もの様に、エレクトロニックスプレーをVRの隙間にシューとスプレーし、VRを左右に回してがりを取ります。
だいぶ安定しましたが、それでも少し不安定さが残りました。
変だな?と思い、ほかのVRをいじってみると、なんとBASSのVRガリがありそれが左右の音量やラウドネスにも影響を与えていました。
そういえば、このアンプを一番最初にメンテした時も、BASSのVRを全部バラして、ガリをとったのですが、それでも取りきれなかったのを思い出しました。
しかし、このVRは、センターから少しずらしたポジションだと問題ない事を確認しましたので、この状態で使用してもらうことにします。そして、最悪は、CDダイレクトに切り替えてもらえば、問題ないので、運用でカバーしてもらうことにします。
何せ、このVRは、手に入りませんので・・・・仕方ないですね。

4.清掃と組立
 1)せっかくバラしたので、マジックリンでキレイに清掃します。

 2)小さなVRのつまみもハウジングとアルミの頭が外れたので、ボンドで固定します。

 3)出来上がり

5.動作確認

最後に動作を確認して終了です。
音声は問題ないですね。

朝仕事は終了です。今日は、FITにリアカメラを取り付けなければ・・・・・。