NEC プロジェクターの修理 −その2−

おはようございます、Tomです。昨夜から今朝にかけて寒くなりました。今日は一日中肌寒い天気となります。今日はタイヤ交換をしないとね。

さて、今日の話題は、昨日から始まったNECのプロジェクターの修理の続きです。修理と言ってもプロジェクターをバラすのも初めてなので、ちょっと勝手がわかりませんし、直るかどうか不安です。このプロジェクターには、カバーがついていないので、いちいちカバーオープンスイッチの場所にドライバーか何かを穴に突っ込まないと電源が入りませんので、今日はバラせる所までばらして、カバーオープンスイッチをショートさせ、常にON状態にすることにします。

1.基板のバラシ
早速、ばらしてゆきましょう!
このプロジェクターは、上面にメイン基板が乗っかっていて、これを取り除かないと中を見ることもばらすことも出来ません。

そこでまずは基板をバラしてゆきます。

1)コネクターのバラシ

2)固定ビスのバラシ

3)フレキシブルケーブルのバラシ

4)取り出し完了

折角なので、基板を拡大鏡で覗き、燃えている箇所がないかをチェックします。メイン基板はあまり損傷は無いようです。

2.リアパネルのバラシ
次にリアパネルをばらします。

リアパネルが外れました。これでだいぶ中身が見えてきました。

3.光源のユニットのバラシ
今度は光源の近くのユニットをばらします。

おっと、光学系のプリズムが出てきました。光学系はTomは分からないので、いじらないようにしましょう。

カバーを基に戻します。

4.FAN関連をバラす

光学系に支障のないFANをばらします。

1)CCDユニットの近くのFAN

2)その他のFAN

写真がないので省略します。

5.ユニット全体のばらし
光学ユニットの全体を止めているビスを外します。

これで、光学ユニット全体がガタガタしてきました。

6.カバーオープンスイッチのバラシ

やっとカバーオープンスイッチのハウジングを止めているビスにアクセスできるようになりましたので、これを外します。

このハウジングを引き出すにも、光学ユニット全体のビスを外し、上に持ち上げなければなりません。大変ですね。

やっと取り出し成功!

このコネクタの根本を半田でショートさせてやり、常にカバーがついている状態にします。

これで、OKです。

7.組み立て
さあ組み立てです。ばらした順序やビスの場所を覚えているか心配ですが、やってみましょう!

1)光学ユニット組み立て

なんとか光学ユニット系は、組み付け完了です。
よかった〜。

2)基板の組み立て

次は、リアパネルと基板の組み立てです。
こちらは、Tomのテリトリーなので、問題なしです。

最後に光源ランプを取り付け完了です!

8.動作確認

さあ、動作確認です。
基板のコネクタの差し間違いなどが無ければ、電源は入り立ち上げると思いますが・・・。
スイッチON!

カバーオープンスイッチがON状態ですので、きちんと電源が入り、立ち上がります。
FANも勢いよく回転し、立ち上がり動作を行います。

しかしながら、何も修理していない(故障状態)ので、光源ランプがつく前にエラーとなり、電源が落ちます。
一応、再現した感じですね。

さあ、これからどうやって攻めてゆこうか考えてみますね。
なにせ、メイン基板が上に乗っかっているし、ハーネスは短いし、これを取り外すと動かないしでは、解析が出来ませんので、まずはネットで情報を集めましょう!
今回はちょっと難関です。
修理できるかどうか自信がありません。
まあ、ダメ元でやってみましょう!
お楽しみに!