YAMAHAのスピーカーNS-690の修理 ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日は、秋の4連休の第一日目です。昨日は、会社が終わってから車で移動しましたが、家に着いたのは、夜中の12:30でした。疲れた〜。

さて、今日の記事は、久しぶりに修理の記事です。何の修理か皆さん興味があると思いますが、今日の修理は何とスピーカーの修理なんですね。
Tomが神奈川で使用しているスピーカーは、ヤマハのNSー690Ⅲです。ところが、このスピーカーのウーファーが経年劣化によりボイスコイルとマグネットの間で錆が発生し固着してしまい、音が歪んでいます。
そこで、このウーファーを分解し修理したいと思っておりました。しかし、いきなり本番で実践するというのはあまりにも酷なので、ヤフオクでNSー690のウーファーのジャンクを購入し、予行演習をする事にしました。
そのスピーカーはこれです!

このスピーカーも完全に固着して指で押しても動きません。エッジもかなりヘタっています。早速これをバラしてみましょう。Tom もスピーカーをバラすのはドキドキですが、まあジャンク品での予行演習なので、失敗しても、ゴミになるだけなので、すこしはお気楽な感じで作業が行えます。

さあ、それではスピーカーのバラシに取り掛かります。
まずは、ボイスコイルとマグネットの間に挟まっているヨークの分解です。
この写真の一番上の部分です。写真でも分かりますが、接着剤が経年劣化で変質しているのが分かります。


マグネットとヨークはエポキシ接着剤で固定されていますので、ここに、スクレーパーを差し込み、分離させます。
でも、マグネットの力は強力なので、結構しんどい作業です。

隙間が見えたら、マイナスドライバーを差し込み、隙間を大きくしそこに駒を差し込み徐々に隙間を大きくして行きます。しかし、このマグネットは強力ですね。指を挟んだら大変です。

何とか、ヨークを外すことが出来ました。


ところが、ヨークにボイスコイルが固着しており、それを引き出した時点で、ボイスコイルは約半分に分離してしまいました。
これを再生する事は非常に難しいです。

仕方ないので、明日もう一つのスピーカーをバラして見ます。

お楽しみに…。