クラニシ アンテナアナライザー BR-510の修理 −その2−

こんばんは、Tomです。今朝、5時起きして、筍掘りをしました。例によって、たくさん取れました。おおよそ70本くらい取れてしまいました。そこで、今日は会社に持って行き、会社の皆さんに貰っていただきました。助かった〜。


さて、今日は、先日のクラニシのアンテナアナライザーの修理の記事です。
今日はローカルのKumaさんから同じものをお借りすることが出来ました。

これで、完動品のリファレンスがありますので、修理がずっと楽になります。
右が今回お借りした完動品、左が今回修理を預かった故障品です。

1.動作確認

 まずは、完度品にダミーロードを接続し、動作を確認します。ダミーロードを接続したときの完動品の動作はSWRは1、インピーダンスは50Ωです。大丈夫ですね。



2.交換実験

 まずは、あり得ないことですが、ダミーロードの交換実験をして、NG品のダミーロードは大丈夫かどうかをチェックします。

結果、良品本体にNGダミーロードを接続しても、完全に動作しました。なので、ダミーロードは白でした。


3.本体のばらし

 さあ、本体のバラシに取り掛かります。

 ビス4本を取り外します。

 裏ぶたをはずします。


3.修理の方針

まずは、修理の方針を打ち立てます。
Tomの予測は、メーターを駆動しているオペアンプが過電圧で故障したことです。


 ① 指を刺した基板のの交換実験を行う。
 ② オペアンプの出力をチェックする。
 ③ オペアンプがおかしかったら、OPアンプを交換する。
 ④ オペアンプがおかしくなかったら、FETを疑う。

というような手順です。

修理は、明日から実施します。どうか軽微な故障でありますように!