FITのナビのバックモニターの修理

こんばんは、Tomです。今日は、朝から暖かい日でしたね。まるで春を思わせるような天気でした。3月も半ばですからね。

さて、今日の話題はFITのバックモニタの修理です。このバックモニタのカメラの取り付けは2年くらい前に実施しました。

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20121216/1355646752

その後、最近このカメラの映像が映らなくなってきました。そこで、日曜日の午前中を利用して、修理をすることにしました。

それから、せっかくナビを取り出すので、AUXをきちんと設定して、iPhoneからも音声が出るようにすることです。

1.インパネをバラし、ナビを取り出す。
 まずは、インパネをバラします。Tomは、FITのインパネをバラしたことが無いので、これまで二の足を踏んで、なかなか手をつけていませんでした。

 1)バラシのポイント
  バラシのポイントを見つけました。グローブボックスを開けて見ると、そこに、いかにもここにドライバーを入れてくださいと言わんばかりの、凹みを発見!ここにマイナスドライバーを入れて、手前に引き出します。

 2)後は手で引き出す。
 写真の様に少しインパネが浮いてきました。そこで、後は手で少しずつカバーを起こしてゆきます。
 

 3)パネルが取れた
 これで、パネルが完全に取れました。

 4)カーナビを取り出す

 後は、カーナビを止めているビスをはずし、ナビを取り出します。

2.バックモニタを再設定し動作を確認する
 故障とは別に、先日バッテリーを交換したため、すべての設定がリセットされました。従って、バックモニタの設定もリセットされています。まずは、バックモニタの設定を行います。

そして、エンジンを指導し、ギアをバックに入れて動作を確認しました。やはりバックの画像が映りません。


3.ビデオカメラを直接繋ぐ
 カメラが悪いのか、ナビが悪いのかを確認します。
 
 1)バックカメラの入力コネクタを探す。
 まずはバックカメラの入力をコネクタを探します。
 

 テープをはがしてみましたがきちんと接続されているようですね。
  

 2)ビデオカメラを繋ぐ
 次に、ナビにビデオカメラを繋いでナビ側の動作を確認します。先ほどのピンコネクタにビデオカメラを接続してみます。

結果、ナビにはビデオカメラの画像がきちんと映ることを確認しました。

4.中継ケーブルを確認する。
 ナビ側が大丈夫なので、次はその先の中継ケーブルが断線しているかどうかを確認します。

 1)中継ケーブルを取り出す
 リアのゲートの内張りをはずして、中継ケーブルを取り出します。

 2)別の中継ケーブルを接続する
 そこで、別の中継ケーブルを接続してみます。

 ① カメラ側の接続
 

 ② ナビ側の接続

 ③ 動作の確認
 動作の確認結果、NGですね。


 
5.断線を発見
 こうなると、後はカメラ側のハーネスかカメラ自体の故障です。そこで、まずはカメラのハーネスを点検します。するとハッチの付け根の部分のカメラハーネスの断線を発見しました。一番の稼動部ですからね、当たり前か・・・・。

6.断線部を切断し半田付け
 断線部を切断して、半田付けします。
 カメラのケーブルの長さは、2mほど余っていたので、結構ラッキーでした。

そこで、十分に稼動部をはずして、切断し、半田付けします。
 

熱収縮チューブを入れて、その後絶縁テープで保護します。

7.動作確認
 動作を確認しました。
 画像はきちんと出るようになりました。
 これでメデタシ・めでたし。
 

8.iPhoneの入力も
 ついでにiPhoneの入力もきちんと設定しました。これで、iPhoneからの音声も綺麗に出力出来るようになりました。
これもメデタシ・めでたし。