ICOM 2mオールモード無線機 IC-275の修理 シーズン2 ーその3−

こんばんは、Tomです。今朝は、霜も降りずあまり寒くなかった朝でした。でも、暖かくなるのか寒いのかよくわからない日でしたね。

さて、今日の記事は、ICOM 2mオールモード無線機 IC-275の修理 シーズン2 ーその3−です。前回の記事では、基本周波数の30MHzが発信しました。そこで、今回は、一度途中まで組み立てきちんと送受信が出来るかどうかを確認します。

1.きちんとフューズを取り付ける
前回は、フューズを基板に仮止めしたので、きちんと基板に固定します。

1)フューズにハーネスをはんだ付けする。 
 まずは、フューズにハーネスをはんだ付けします。
 

2)絶縁テープでフューズを覆う

3)基板に取り付ける

2.RF基板を本体に取り付けます。
次に、本体にRF基板を戻してやります。

3.動作を確認
基板を戻して、動作を確認します。なんか期待しちゃうな〜。

これで直れば送受信が一気に直るはず。でも確認結果、期待とは逆に、送信も受信もダメですね。しかも、今度はスケルチをオフしてもザーというホワイトノイズが出ません。もしかすると、今度はPLLロックが掛からない状態になっているかもしれません。

4.サービスマニュアルの調整カ所を確認し続ける
とにかく、その後は、サービスマニュアルの調整カ所を一つ一つ確認することにしました。

一部、電圧が低い場所がありましたが、その他はあまり決め手がありませんでした。

5.DDSの回路を調べる。
どうしようもないので、DDSを調べてみます。
このシールドの下がDDSです。

DDSはこんな感じ。

この基本クロックを確認します。

結局、これだけでは決め手まで詰め切れません。
そこで、お友達のObaさんからIC-275をリファレンスとしてお借りしました。
これで、正常品と比較してゆけば悪いところがわかるはずです。
Obaさんありがとうございます。