TDA-7293を使って本格的なアンプを作ろう!−その5−

こんばんは、Tomです。今日は、比較的天気が良い一日でした。しかし、外気は少し寒かったですね。昨日の関東と同じような気候でした。

さて、今週レポートしているTDA-7293を使って本格的なアンプを作ろう!はその5となりました。
今回は、以前民にアンプに仕込んだ電源投入時にスピーカーを守るためのディレイ基板を作ります。
しかし、今日の予定は、年末のご挨拶を行う予定でしたので、朝早起きして製作をすることにしました。

1.材料は、手持ちの部品
さて、製作のための部品です。製作する部品はすべて手持ち部品で行います。

基板は、先日と同じようなユニバーサル基板ですが、前回のものと比べ少し短いものです。今回は、これから作るアンプ用と、今使用しているアンプ用の2つを作ります。

2.電源回路の製作
1)三端子レギュレータの定格
さて、前回と同じように三端子レギュレータを用いて+12Vを作ります。・・・が、今回製作するアンプの電源は±36Vですので、ちょっと入力電圧が心配です。そこで、7812の定格を調べてみました。すると、7812の最大入力は35Vで1Vオーバーします。7824だと入力電圧は40Vまで大丈夫なので、+36Vをまず7824で24Vまで落とし、+24Vを7812で12Vまで落とすことで、なんとか対応出来そうです。

2)+24Vの電源製作
まずは、+24Vの電源回路から。電源回路といっても、三端子レギュレータとコンデンサ2個ですので簡単です。

3)+12Vの電源製作
次に、+24Vから7812で+12Vを作ります。

これで電源回路は終了です。

3.タイマーICの回路を製作する
次に、タイマーIC周りの回路を製作します。

4.リレードライバをつけて完了!

そして最後は、リレーを駆動するドライバーを付けて完了です。

5.既存のアンプ用の回路
ユニバーサル基板は、もう一枚ありますので、既存のアンプ用にももう一枚作りました。
既存のアンプの電源は+28Vなので、入力電圧は問題ありません。なので電源回路は7812のみでOKです。

6.これで2つのディレイ基板の製作が完了!
これでディレイ基板の完成です。

終了したのは、AM8:00.
まさに朝飯前です。
これで、今日のスケジュールには影響を与えず、行う事が出来ます。