TDA7293デュアルアンプ(依頼品)のサポート −その13ー

こんばんは、Tomです。今日は暑くもなく寒くもなく、ほどほどの天気でした。こういう天気が良いですね〜。この天気が一年中だったら良いのにね。まるでカリフォルニアです。

さて、ここのところアップしていなかったTDA7293のアンプのその後の話をします。実はカナレのケーブルで落ち着いたと思っていたノイズの問題が、夏休み中に勃発しました。
今回はその対策とノイズの原因が見つかりましたので、それをレポートします。

1.気になっていた最後の部分の対策

カナレのケーブルで一旦落ち着いたかと思われたのもつかの間、2日後にはまたノイズが出ました。Tomは最後に気になっていた箇所がありましたので、それを対策する事にしました。
それは電源とアースを一本で引き出し、途中から分岐していたことです。
今回はこれを対策します。

1)電源ケーブルを購入
まずは電源ケーブルを購入してきました。

2)根元から配線

電源ケーブルを途中から分岐せず、根元から分岐する事にしました。これで完全にループは無くなります。

3)電源のショートを確認

4)アンプへの配線

それぞれ独立している電源ケーブルをLRのアンプに配線します。

5)動作確認
さあ動作確認です。
スイッチオン!
やりました!ノイズはありません!

これで完成ですかね?

2.様子見&エージング
エージングを兼ねて、夏休みの間にアンプをどうさせてみました。途中一度ノイズが出たり引っ込んだりしていましたが、最近はノイズが出ませんでした。

3.ノイズの原因発見!

ところが、今日の夕食後アンプに電源を入れたらいきなりノイズが・・・。
いろいろ調べたら、なんとオシロスコープのプローブのGNDのワニ口を外すとノイズが無くなりました。という事はPCオシロからノイズが出ていたことになります。

どおりで、以前のアンプもオシロを繋いでいるときはノイズが出ていたのに、プリアンプから10m離してスピーカーの近くにアンプを設置した時はノイズが出なかったという事にも説明がつきます。
原因がはっきりして良かった〜!
それにしても、計測器からノイズが出ているとは・・・・。
このさきどうすればよいのか・・・・。
でも、アンプの問題は解決!これで後は組み付けて完成です!