こんばんは、Tomです。今日は、NTTドコモの光回線工事が入るため、工事立ち合いのため有休を頂きお休みしました。今日は一日寒かったですね~。この週末はさらに寒くなるそうです。
さて、昨日出張から帰ったら、荷物が届いていました。
これの中身は、BOSEのレシーバー RA-12です。
Tomは以前BOSEのRA-15の修理の記事を沢山載せていました。それをご覧になっていた読者の方かたから、祖父の形見のBOSE RA-12なのでどうにか動く様にしてほしいという依頼でした。メーカーはもう修理してくれないみたなので、お引き受けしました。
1.症状の確認
まずは、故障の症状の確認です。
1)電源コードを入れる
電源コードを差し込むと、いつものようにLEDが赤くともります。
ここまでは正常です。
2)電源スイッチを入れる
次に電源スイッチを押下します。
ところが、読者の方がおっしゃられたように電源スイッチを押下しても、うんともすんとも言いません。
3)やっと少し動いた
でも、何度か電源スイッチを入れたりしていたら、反応がありました。
ディスプレイはものすごく暗いですが、ちゃんとファンクションも変わります。
なんとか望みが出てきました。
3.電源基板のバラシと清掃
症状はだんだん判ってきたので、Tomは『これはおそらく最初の+5V電源を生成する電源回路の電解コンデンサの仕業かな?』と予測しました。
そうとなれば、さっそくバラシです。
1)Topカバーのバラシ
Topカバーをばらすと中はこんな感じです。RA-12の中身は、ほぼRA-15と同じですが、若干異なります。
それにしても埃がすごいですね。
2)スリープ回路基板のバラシ
このレシーバーは、ラフな5VでLED、CPUを動かし待機しています。電源スイッチが押下されたら、電源の+5Vと±30V、±12Vなどの電源もアクティブにしますので、ここが動かないとNGなんです。
おそらくこの基板のドライバーが指している電解コンデンサ怪しいです。
リアパネルのタッピングビスを外し。この基板を取り出します。
3)基板の洗浄
本来は、マジックリンと歯ブラシで洗浄したいところですが、トランスが入っているので今回は避けたいと思います。そこで、今回はパーツクリーナーと歯ブラシで洗浄することにしました。
4.チューナー基板のバラシと洗浄
同様にチューナー基板もばらして、洗浄しました。
1)チューナー基板のバラシ
2)パーツクリーナーで洗浄
5.メイン基板の洗浄
メイン基板の上部にある2つの基板を取り出しましたので、メイン基板にアクセスが可能になりました。
それにしても埃っぽいですね。
メイン基板は取り出しが面倒なので、取り付けた状態です。
パーツクリーナーと歯ブラシで、歯ブラシが届くところまで洗浄を実施しました。
けっこう綺麗になりましたね。
次回は、電源基板の修理を行います。
詳しくはブログで・・・・・