Panasonic オーディオアナライザ VP-7723A の修理 ーその6-

こんばんは、Tomです。今日は昨日に引き続きどよーんとした天気でした。でも、明日は天気が回復し、夏日になりそうです。

さて、昨日、一昨日と那須に遠征をしてきたので、修理の方は全く手つかずでした。でも、まだSRAMなどの部品が届いていないので、別の場所をあたりましょう!
前回、クロックが動いていない事を確認しました。クロックが動かなければ心臓は止まったままです。そこで、今日はクロックの発信回路周辺を当たります。

1.発信回路のトリマーコンデンサの接点不良を点検する。

まずは、接点不良関係で一番怪しそうな、トリマーコンデンサです。これは液の近くにもいましたし、相当接点は痛んでいると思います。

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そこで、エレクトレットスプレーを吹きかけ、トリマーを回してみます。

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結果確認をしましたが、発振はしませんでした。

2.発信回路周辺のチップ部品を再はんだ

発振回路周辺のチップ部品は電解液を被っていますね。

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そこで再はんだを行いました。

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3.電解コンデンサを交換

ついでに、発振回路周辺の電解コンデンサも交換します。

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4.動作確認

さあ、これで、発振回路は回復するでしょうか?
ドキドキしますね~。
スイッチON!

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やっぱり駄目ですね~。
もしかして、水晶発振子が問題だったりして・・・・・。
それは困りますね~。