リビングのインバーター照明の修理 −その3−

こんばんはTomです。今日は久しぶりに暑かったですね〜。Tomの町の気温は36℃を超えたようです。また厳しい残暑です。

さて、今日の記事は昨日の続き、夏休みに実施したリビングのインバータ照明の修理の記事です。これまでの対応は、電解コンデンサの交換⇒NG。半田クラックの修正⇒NGでした。今回はどうなるのでしょうか?

1.調整VRの接点不良解消と調整

更にネットで調べてみると、インバータの発信に関わる調整VRを回したら、点灯するようになったという記事がありました。半固定抵抗は、接点不良も考えられるので、この辺を弄ってみます。

1)接点不良解消

まずは、接点不良を解消しますが、その前にVRの調整位置をフェルトペンで印を付けておきます。

そして、エレクトロニックスプレーで半固定抵抗の接点不良を取り除きます。

2)VRを弄ってみる
そして、半固定抵抗のVRを右左に振ってみます。するとVR1は40W側、VR2は32W側の照明の調整であることが分かりました。

そこで、VR2の調整VRを思い切って点灯側に大きく振ってみました。

3)結果

結果は、最初は点灯していましたが、やはり数分後には消灯してしまいます。
これは白ですね。

2.100V側の電解コンデンサの容量を測定する

そういえば、100V側の大きな電解コンデンサの容量を測定するのを忘れていました。
このコンデンサは、220μF(確か耐圧は200V?だったと思います)です。

220μFに対して、容量は落ちていますが、液漏れしてがっくりと落ちているわけではありませんでした。そして、実際には数分間は点灯するので、このコンデンサは原因ではなさそうです。まあ原因だとしても、この高耐圧のコンデンサ保有していませんのでどうしようもありません。

3.ローラー作戦
ここまでくると、後は基板のすべての部品を再はんだするしかありません。致しかな無く時間をかけて再はんだを実施しました。

そして、ランプのコネクタの接点不良解消させました。

ここまでやってもダメなら諦めます。

さあ動作確認です。

スイッチオン!
光ります。

でも、数分後にはまた消灯してしまいました。

どうやら今回は、直せそうにありませんね。
別の手を考えましょう!
次回をお楽しみに!