こんばんは、Tomです。今日はとても良い天気でした。でも、冷たい風が吹いていたので、最高気温は9℃とそれほど高くなりませんでした。明日は、少し暖かくなるようです。
さて、今日の話は、久しぶりに修理の話です。現在シーズン13のKAIRNの修理中で、部品待ちなのですが、その間に別のKAIRNの修理の依頼がありました。そこで、部品が来るまでの間に、新しい依頼のKAIRNの修理をお受けしました。
今日はその話です。
1.依頼を受けたKAIRN
これが新しく依頼を受けたKAIRNです。
故障の内容は、いつもの様にバックアップ電池の液漏れで、コントロール基板を腐食してしまいました。この方は、ご自分で修理をされましたが、バックアップ電池に充電がされないという事で、修理を受けました。
2.動作確認
それでは、動作を確認してみます。
スイッチON!
エラーの表示が出ます。これはバックアップされていないという事です。
3.バラシ
動作の確認が出来ましたので、早速ばらします。
1)TOPカバーのバラシ
2)コントロールパネルの取り外し
3)コントロールパネルのバラシ
これで基板が取り出せました。
3.部品の取り出し
基板の状態を確認するために、バッテリーと電解コンデンサを取り出します。
1)半田吸い取り器
依頼された方から、電動半田吸い取り器が送られてきました。折角なので、お借りして使用する事にしました。
使用するためには、5分間温めます。
2)半田吸い取り器で部品を取り出す
それでは実際に半田吸い取り器で半田を吸い取り、部品を取り出します。
はじめて電動半田吸い取り器を使用してみましたが、結構快適ですね。
この電池を外すのは少し大変なんですが、とても楽に出来ました。
次に電解コンデンサを取り外します。
3)部品の取り外し完了
1回目はここ迄です。
次回は、基板を研磨し、パターンを確認して修復を行います。
お楽しみに!