アキュフェーズ プリアンプ C-200Xの修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。今日は一日中晴れ!まさに気持ちの良い秋晴れでした。明日から週末まではずーっと晴れの様です。嬉しいですね。
さて、今日の話題は、またまた『アキュフェーズ プリアンプ C-200Xの修理』で、いよいよその4になります。
前回は、コネクタやセレクタの接点を洗浄しました。今回はアンプユニットの基板上の電解コンデンサを交換します。電源の電解コンデンサは、一応容量が抜けるとリップルが多くなりますので、多少はハム音に効くとは思いますが、それよりは、電解コンデンサは生ものなので、今後の事も考えハム音あるなしにかかわらず交換します。

1.フラットアンプの電源ラインの電解コンデンサの取り出し
まずはフラットアンプの電解コンデンサを交換します。

それでは、電源ラインの1000μFの電解コンデンサを取り出します。

容量を確認すると、750μになっています。

2.イコライザアンプの電解コンデンサの取り出し
イコライザアンプの電源のコンデンサは680μFです。

こちらは、640μFくらい迄しか下がっていません。

3.新しい電解コンデンサの取り付け
さて、取り出した1000μF、680μFの電解コンデンサに対し、2200μF50V の電解コンデンサを半田付けします。

1)フラットアンプ基板

2)イコライザアンプ基板

3)ヘッドアンプ基板
2200μFはもう品切れなので、ヘッドアンプは、手持ちの1000μF35V を使用します。

4.22μFの無極性電解コンデンサの交換
後は、フラットアンプとイコライザアンプの無極性電解コンデンサを交換します。

ミューズの無極性の電解コンデンサに交換します。

これで、アンプ基板の電解コンデンサは全て交換しました。



これで、まず基本となるメンテナンスは終了です。
これから、いよいよハム音の対策を行って行きます。
ハム音はボリュームを上げるとかすかに出てくるので、フラットアンプ事態ではなく、フラットアンプ迄の経路のGNDの浮きの様に思えます。
次回は、それを追いかけて行きます。
お楽しみに!