アキュフェーズ プリアンプ C-200Xの修理 ーその7ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は、ほぼ一日曇り空、そして時々小雨がぱらつきました。最高気温はなんと16℃。11月の気温で、かなり肌寒くなりました。
さて、今日の話題も『アキュフェーズ プリアンプ C-200Xの修理』です。この記事ももうその7まで来てしまいました。
前回は、入力端子からセレクタスイッチ、モードスイッチ迄メンテンナンスしましたが、まだ小さなハム音は取り切れませんでした。今回はそれ以降のメンテナンスです。フロントパネル側のユニットをメンテナンスします。

1.フロントパネルをばらす
フロントパネルの裏側にあるユニットを取り出すためには、フロントパネルをばらしてゆきます。

1)ツマミのバラシ

2)フロントパネルのバラシ

2.モードユニット、ボリュームユニット、バランスユニットなどをばらす

3.各ユニットのメンテナンス
取り出した各ユニットのメンテナンスを行います。

1)モードユニットの再ハンダ
それぞれのユニットの基板の再ハンダを行います。

2)ボリュームユニットの再ハンダ

3)バランスユニットの再ハンダ

4)洗浄

これでメンテナンスが終了しました。

4.組付け
それでは組付けを行います。

5.動作確認
さあ、動作確認します。

音声はちゃんと聴こえます。

さて、いよいよ音声を無にして、ボリュームを上げ、ハム音を確認します。

結果はやっぱり、小さなハム音が聴こえますね。残念です。

今回は、フロントパネル側の各ユニットのメンテナンスを行いましたが、小さなハム音は取れませんでした。
次回はメインボードのメンテナンスを行います。
お楽しみに!