AMCRON D-75A 植木スペシャルへの改造前の目標値の音確認

こんばんは、Tomです。今日の天気は、最低気温が-3℃、最高気温が10℃で、そこそこの暖かさでした。だんだん春らしくなってきましたね。春が待ち遠しい。
さて、先日からAMCRON(CROWN)のパワーアンプD-75AやD-45の修理をしていました。だいぶアンプも揃ってきましたので、今回はノーマルなD-75Aとこれから改造する植木スペシャル(UEKI Laboの植木さんが改造したバージョン)の目標の音を確認しました。折角なので現在使用しているローランドのSRA-2400と先日頂いて修理をしたRAMSAのWP-9055Aの比較も行いました。

1.AMCRON D-75AとD-75A植木スペシャ
これが、D-75AとD-75A 植木スペシャルです。

中を開けて比較してみましょう。

1)D-75Aノーマル

2)D-75A 植木スペシャ

2. D-75Aノーマルの音の確認
まずはD-75Aノーマルの音を確認します。

ノーマルのスピーカー端子はドライバーでねじ止めするので結構面倒です。接点がきちんと接する様圧着端子を取り付けます。

Tomのシステムは5ウェイマルチアンプシステムなので、ノーマルなスピーカーがありません。以前NS-1000Mがありましたが場所が無くて売却しました。そこで、Tomが20歳の時に自作したPE-101とFT-20のスピーカーで音を確認します。

結果、D-75Aは、ノーマルでもなかなか良い音ですね。コンパクトなボディーなのに元気が良いです。
スピーカーが10cmなので低音は出ませんが、中高音は綺麗です。

3.D-75A 植木スペシャルの音の確認
続いてD-75A 植木スペシャルです。こちらはスピーカー端子が交換されているので、接続が楽です。実際にはバナナ端子で使用します。

それでは音を確認します。

D-75Aでも音が良いのですが、D-75A植木スペシャルは、ひと皮むけてさらにクリアになっています。これは素晴らしいですね。

4.SRA-2400との比較
折角ですので、現在使用しているパワーアンプ SRA-2400の音も確認します。

D-75A 植木スペシャルと比較するとクリア感は落ちますが、中域がとても綺麗に出ますし、楽器の音がストレートに出ますので、このアンプも捨てがたいですね。
もう一度D-75A USと比較してみます。

やはり、D-75A 植木スペシャルの方が音がクリアです。

5.RAMSA WP-9055Aとの比較
最後に先日頂き修理して復活したWP-9055Aの音も確認します。

WP-9055Aも音の広がりが結構あり、且つ素直な音が出ますね。


でも、やっぱり軍配はD-75A 植木スペシャルに上がりました。
これで、これから行うD-75AとD-45の植木スペシャルで構築するマルチアンプの目標が明確になりました。
このマルチアンプの構築は、今年の5月の連休に行います。
楽しみです!