Tomの修理の強い味方参戦!

こんばんは、Tomです。今日から3月になりました。最低気温はなんと7℃、そして日中の最高気温は12℃と、もう春の気温でした。さすがに夕方から寒くなりましたが、これから約1か月は三寒四温の日々が訪れ、春になってゆくんですね。
さて、今日の記事は、Tomの修理の問題を解決してくれる、強力な助っ人が参戦した話です。
Tomは古いオーディオや電子機器の修理をするときには、半田の劣化を解消するために、再ハンダの作業を行います。
再ハンダはものすごい数の部品一点一点の半田を吸い取り、部品の足を磨き、最後にフレッシュな半田を注入し、接点不良を解消する作業です、これまで半田吸い取り作業は、頂いた電動半田吸い取り器で効率化を図ってきましたが、部品の足を磨くのは結構手間でした。今回は、それを解消するために、安いミニルーターを購入した話です。

1.これまでの問題点
これまで、再ハンダ作業の問題点は、部品の足を磨く作業が面倒だった事です。これまではカッターの刃で酸化した部品の足をカリカリと磨いていました。

2.ミニルーターを購入
これまで何度かミニルーターの購入を考えていました。しかし、余り道具を増やすのも作業場のスペースを狭くするので、手をこまねいていました。しかし、先日から度重なるアンプの修理で、かなりの半田作業を行うと、もう気持ちは限界に達し、ついにミニルーターを購入する事を決定!
amazonに発注し、2~3日で納入されました。それがこれです。

価格はなんと2980円と結構安いですが、ケースに入っていて、ルーター本体だけでなく、様々なチップ、フレックスシャフトなどもセットになっています。

2.セットの中身のご紹介
さあ、それでは新しい仲間のセットの中身をご紹介します。

1)ルータ本体
ルータは100Vの物と充電の2つのタイプがあります。充電はコードが無く便利なのですが、ルーター本体が大きくなるので使い勝手が悪くなるし、すぐに使用したいときに充電の電池が切れているなどの問題があるので100Vのものを購入しました。
100V製は、安い上に回転速度も3万回転まで上げられます。

2)付属のビット
このセットは、安い割には付属のビットもそれなりについています。これならすぐに実践できますね。

3)延長動力ワイヤー
これは、ルーターの回転をワイヤーで延長し、ハンドルーターとして使用できるものです。これが付属でしたので、Tomは充電式を止めました。

3.使ってみる
それでは、実際に動かしてみましょう!

1)ビットの装着
ビットの装着は、とても簡単です。チャックの前にロックボタンがあるので、これを押下すると回転軸が固定され、簡単にチャックを緩めたり締め付けたりできます。

2)回転数は6段階
次ぎは、ルーター本体の回転数です。本体にダイヤルがあり、これで回転数を10,000回転から32,000回転まで可変出来ます。
これはとても便利です。

3) フレックスシャフト
それから、とても欲しかったフレックスシャフトです。
これがあれば、ルーターの動力をフレキシブルなシャフトを伝って手にフィットしたハンドルーターとして使用できますので、細かな作業が可能です。



これでTomの修理作業はかなり効率化が図れると思います。
3000円弱の工具で、大きな効率化が出来るのは嬉しいですね。もっと早く購入すればよかったです。
欲を言えば手元にスイッチがないので、フットスイッチがあれば、ルーターのON/OFFが楽ですね。
今後検討してみます。