こんばんは、Tomです。今日の天気は、ほぼ一日中曇り空でした。それでも最高気温はなんと30℃でした。30℃と言えばTomが子供のころに、7月の末の最高気温が30℃でしたので、ほんと温暖化が進んでいますね。この気温は明日から少し落ち着くと思います。
さて、今日の話は『祭りのあとの後始末』で今回がその5となります。読者の方は、いつまで祭りの後始末をしているんだと言われるかもしれません。しかし、前回の記事で、1万円利益を得ながら、ゲットしたBOSE301MMの音声を確認したら、なんだか昔の記憶とは違い、なんだか位相が狂っている感じで、ピンときませんでした。ニアフィールドでの確認だからか?とも思いましたが、なんだかしっくりしませんでした。数日間いろいろ考えたら、ウーファーのガスケットがはみ出ている事を思い出し、もしかしてウーファーのプラスとマイナスが逆なのでは?と思い、ウーファーを取り出し確認してみました。果たして結果は如何に?
1.先日確認した時に気になったBOSE301MM
これが、今回BOSE301Vをヤフオクで28,000円で落札され、代わりに18,000円でゲットしたBOSE301MMです。こちらの方が古いのですが、Tomはこちらの音の方が好きです。
ところが、実際に音声を確認するとなんだか位相が狂っている感じの音でした。
先日気になったのはもう一つ、ウーファーのガスケットがウーファーからはみ出ていた事です。
全く弄っていなければ、ありえない事ですね。
2.ウーファーを取り出し極性を確認する
それでは早速ガスケットがはみ出ているウーファーを取り出し、極性を確認します。
1)ウーファーを取り出す
2)ターミナル極性を確認する
それでは極性を確認します。
まずターミナルです。写真に向かって右側がマイナス、左側がプラスです。
スピーカーをひっくり返してターミナルの裏側です。グリーンがマイナス、イエローがプラスの様です。
これは問題なさそうです。
3)ウーファーの極性を確認する
続いてウーファーの極性を確認します。グリーンがマイナス、イエローがプラスのはず・・・・・・あれ?
やはり、ウーファーのプラスの端子に、グリーンのハーネスが半田付けされていますね。
しかも、なんだか付け直した様な半田付けです。
位相が狂っていると感じたのは、これが原因ですね。納得!
なんでこんなことをしたのか?
一つ考えられるのは、ウーファーが飛んだか、傷が付いて、ウーファーを交換した際に、プラスとマイナスを間違えて半田付けしてしまったのでしょう。
3.ウーファーの配線修正と確認
それでは、ウーファーの配線を修正します。先程の写真とは左右が逆になっていますのでご了承ください。
1)配線を修正
2)ウーファーを設置
配線を修正した後、ウーファーを再セットします。この時、ガスケットもはみ出ないようにするために、ガスケットを接着剤で軽く固定します。
3)音声の確認
それでは、もう一度音声を確認します。
やはり安定した音声ですね。すこし、高音が物足りないかな?
まあフルレンジの様な感覚の音です。
4.スピーカーを洗浄
折角入れ替えをするのですから、スピーカーの筐体をマジックリンと歯ブラシで洗浄します。
1)片側のスピーカーの洗浄
なんだなんだ、ずいぶん黒くなるぞ~。これは恐らくたばこのヤニですね。
この一面だけなのにウエスもこんなに汚れます。
ドンドン行きます。
2)もう片方の洗浄
3)背面の洗浄とターミナルの洗浄
最後に背面の洗浄を行います。ターミナルの隣の定格銘板がヤニで汚れています。これがどれだけ綺麗になるのでしょうか?
定格銘板はこんなに綺麗になりました。
最後に、ターミナルをパーツクリーナーで洗浄します。
2つのスピーカーを洗浄し、拭き取ったウエスはこんなに汚れました。かなりのヤニですね。
5.サランネットの洗浄
本体がこれだけヤニで汚れでいるとすれば、サランネットは相当汚れていますね。そこで、最後に浴槽でサランネットをマジックリンと歯ブラシで洗浄します。
1)洗浄前のサランネット
2)サランネットの洗浄
浴槽に持ち込んでマジックリンと歯ブラシでサランネットを洗浄します。
サランネットからヤニが溶けてきました。
物凄い汚れです。
リンスすると水は真っ黒です。
これは凄いですね。
イヤー、スピーカーの位相と言い、たばこのヤニの汚れといい、このスピーカーは最悪でしたね。
でも、今回メンテしたので、かなり復活したと思います。
次回は、このBOSE301MMを天井に設置します。
お楽しみに!