CA-600の修理 −今度こそFinalⅡ−

おはようございます。Tomです。さて、昨日CA-600を仕上げたつもりでしたが、AUX1のRチャンネルが聴こえないままで、割り切りました。しかし、今朝起き掛けにどうしても、不完全な状態でゴルフの先生にお渡ししたくなくて、今日もCA-600を開封しました。

AUX1のRチャンネルが聴こえないという故障の原因ははっきりしており、セレクタまでの経路での半田の接触不良に違いありません。そこで、今日はそこを中心に修理しましょう。

1.リアパネルのボードからコネクタまでの接触を見る。
  まずはリアパネルの入出力基板のAUX1のR入力から、セレクタ基板へ接続されるコネクタのヘッダまでの経路の導通をチェックします。ここまではOKです。

2.セレクタ基板のコネクタに印をつける。


3.コネクタからセレクタスイッチまでの経路を確認する。
 セレクタ基板を外し、コネクタからセレクタスイッチ迄の導通を確認します。
 どうもこの端子が怪しいです。足が黒くなって、うまく半田が乗りません。
 昨日、この基板の再半田をしていた時も、セレクタスイッチの足にうまく半田が乗らず気になっていました。やはりここの様ですね。

4.セレクタスイッチの足を磨く

 マイナスの精密ドライバを使用して、セレクタスイッチの足を磨きます。これで半田も乗り易くなるでしょう。本当は全品やりたいところですが、時間が無いのでこのピンのみ。

5.全体の導通を確認
 リアパネルのピン入力から、セレクタスイッチの足までの経路の導通を確認します。OKの様です。

6.最後に音声で確認
 最後は、電源を入れCDの信号を入力し、音声で確認しました。なんか右側の方(今回修理した方)がきれいに聴こえる様な感じがします。

これで、ほぼ完了です。
でももう一つ気になっている点があります。それは、パワー段のホワイトノイズです。LチャンネルがRチャンネルよりも少し大きいです。ファイナルを交換してみましたが、未だ直っていません。恐らく、ファイナルの前段だと思います。明日直します。
それでは、明日の『CA-600の修理 −FinalⅢ−』(いつまで続くんだろ〜(笑))をお楽しみに!(^^)/