おはようございます、Tomです。やっと暖かくなったと思ったら、また冬に逆戻りです。2月ですから、三寒四温が少しずつ始まってきているのかな?
さて、本日の記事は、昨日FT-4600の為にファイナルが剥ぎ取られたTM-201の再利用です。TM-201のファイナル部のヒートシンクは、実はTOSHIBAもMITSUBISHIのどちらも取り付く構造になっています。従って、せっかくですから昨日取り外したTOSHIBA製のファイナルをTM-201に取り付け、5Wモービル機に再生したいと思います。
1.古いシリコングリスを剥ぎ取る
TM-201は、TOSHIBA製パワーモジュールS-AV5の取り付けも可能となるよう、ヒートシンクにはタップが切られていますし、基板のパターンも用意されています。従って、取り付けは、比較的容易に出来るものと思います。これは、製造メーカーとして、キーパーツの代替品取り付くようになっているというのは非常に重要で、さすがKENWOODという感じがします。
シリコングリスは少し古くなり硬くなっている様に思えましたので、エレクトロニッククリーナーを吹きかけやわらかくしたところで、取り除きます。
2.新しいシリコングリスの塗布
放熱板は、やはり面で接触しなければなりませんので、新しいシリコングリスを塗布します。
3.ファイナルの取り付け
次にファイナルの取り付けです。ネジの間隔は、キチンとTOSHIBAに合わせてあるようですね。
4.半田付け
ファイナルのを基板に半田付けします。TM-251の基板はTOSHIBA製のファイナルにも対応しており、そのままで半田付けすることが出来ます。すばらしい!
5.完成!
さあいよいよ、確認です。Finalを交換しただけですので、出力は5WあればOKです。
パワーメータ付のダミーロードで出力を測ると、かろうじて5Wの出力が得られました。
5Wですが、ちょっとした確認や、モニタとして使用するなら問題ありません。
なんといっても、これまで5Wで使用していたのですから・・・・・。