おもしろプレイヤーの製作 −その4−

こんばんは、Tomです。今日は、久しぶりの出勤でした。しかも、今週初出勤だと言うのにもう水曜日です。なんか不思議な感覚です。

さて、今日の記事は、『おもしろプレイヤーの製作』の4回目です。今日はいよいよ塗装の記事です。どんな感じに仕上がるんでしょうか?一応、今日の記事でほぼ完成なので、写真は一杯有りますので、飽きないで見てくださいね。


1.塗装の準備
 さて、前回は一応アームも取り付け、音も確認しました。今回は、いよいよ塗装です。まずは、塗装の準備として、キャスターを取り除きます。

2.塗の粉の塗布
 キャスター台に塗装を行う前に、キャスター台に塗の粉を塗布します。
  
 

3.アームベースの塗装  
 塗の粉が乾くまでの間、まずはアームベースの塗装を行います。

 1)まずは、ウレタンニスの塗布  
  MDFは非常に目が詰まっていますが、それでも塗料を吸い込みますので、着色の塗料はなるべく吸い込まないように、下地に水性のウレタンニスを塗付します。

 

 2)本塗装
 ウレタンニスが乾いたら、今度は本塗装です。今回の色は、黒にしますが、ただの黒ではなく、カーショップで購入したホンダ純正『ナイトホークブラック』です。なんだかとても綺麗になりそうですね。

アームベースの塗装は完了。

4.キャスター台のヤスリがけ
 アームベースの塗装が完了したら、先ほどの砥の粉の乾燥が終了しました。
 そこで、今度は塗装前のサンダー掛けです。

5.キャスター台の塗装
 さあ、いよいよキャスター台の塗装に移ります。

 1)まずは、ウレタンニスの塗付
  先ほどのアームベースと同じように、まずは下地にウレタンニスを塗付します。

 2)次に黒塗装
  次に、先ほどご紹介した『ナイトホークブラック』を薄く何度も重ね塗りします。この時、塗装をしたらロボジー、塗装したらロボジーという感じで、DVDの『ロボジー』を見ながら、塗装を繰り返しました。

 3)最後にさらにウレタンニスでコーティング
  満遍なく黒に染まったら、最後はウレタンニスの重ね塗りをして完成です。下記のように水性のウレタンニスは乾くまでは白い色をしているため、一瞬『ギョッ!大丈夫か??』と思うのですが、これが乾くと透明になるんですね。不思議です。

6.ターンテーブルの清掃
 何度も塗装を繰り返していたら、夕方になり気温も下がりました。キャスター台は、まだ乾きませんので、キャスター台を部屋に持ち込みエアコンで乾かすことに。乾くまでの間に、今度はフォノモータの清掃です。

 1)ゴムマットの清掃
  まずはゴムマットの清掃です。ゴムマットを取り外し、マジックリンと歯ブラシでキチンと清掃します。

 2)ターンテーブルの清掃
  次は、ターンテーブルです。ゴムマットと同じようにマジックリンと歯ブラシで仕上げます。

 3)本体の清掃  
  最後はフォノモーター全体を綺麗にします。

 どうですか?綺麗になったでしょう?

 

7.組立開始
 さて、フォノモーターの清掃を行なっている間に、キャスター台をアームベースの乾燥が終了しました。
 いよいよ、組立開始です。

 

 1)まずは、キャスターの取付
  まずは、キャスターを取付ます。
  

 2)次にフォノモーターを設置します。


 3)アームの取り付け
  ①位置決め
  センタースピンドルから約10mmの所で、アームの位置を決定します。

  
  ② 印を付ける
  位置が決まったら、マジックで位置決めの印を付け

 

  ③アームを固定する。
 

 4)アームベースに隙間テープを貼る。
   アームベースに取り付けますがその前に、アームベースに隙間テープを貼ります。
   なぜ、こんなものを貼るのか?というと、理由は2つあり、一つは、キャスター台の鬼目ナットの高さの釣り合いを取る。そしてもう一つは、キャスター台からの振動の伝達を抑える為です。

 

 5)アームベースを取り付ければ完了!  
  


7.ラックに載せ、レコードを聴いてみる。
最後に、ラックの上に載せ、トーンアームの微調整を行い、レコードをかけてみます。




これで完成です。
ウーム、塗装をするとなかなか高級感がですね。我ながらアッパレです。
今思うと、このフォノモーターのデザインは、ガラードに似ていますね。
このガラード風のフォノモーターとロングアームは、お似合いです。
今回の『おもしろプレイヤー』製作費用は、Kimさんから頂いたフォノモーターと自前のアームとキャスター台の再利用でわずか3000円ほどでした。わずか3000円で結構楽しい時間を過ごさせていただきました。Kimさんありがとうございました。