ゴルフ練習用 ティーアップマシンの修理 ーその2ー

こんばんは、Tomです。今朝の宮城は、昨日に引き続き雨が降っていました。非常に強い勢力を持った台風10号が、直接東北に上陸するそうで、これは統計開始から始めての様です。しかも、、進路の中心は宮城県仙台市。これは30年程前の8.5の豪雨に匹敵するかもしれません。要注意です。

さて、今日は川崎市出張でした。今日の関東は、いいお天気でした。強い雨を心配して、頑丈な傘を持って行きましたが、逆に暑いくらいで拍子抜けでした?
このブログは、帰りの新幹線でブログを書いています。
今日の記事は、昨日からレポートしているゴルフ練習用ティーアップマシンの修理-その2-をレポートします。
昨日は、接点不良となる箇所を全て解消してみましたが、結果はNGでした。
そこで、今回からは、本格的な修理に取り掛かります。さて、どんな展開が待っているのか?お楽しみです!

1. リバースエンジニアリングで回路図を描く。

先ずは、動作の原理を知らなければなりません。そこで、基板のパターンを目で追いかけて、回路図を作成しました。通常なら、その後、PCで清書して、ブログに載せるのですが、面倒なので、今回はフリーハンドです。
綺麗な回路図でなくて申し訳ありません。

2. 回路図から動作の状態遷移を作る

次に回路図とセンサー、マイクロSWの状態を確認し、状態遷移のパターンをシミュレートします。
パターンは以下の4つです。
① SWがONとなり、ボールがない状態。モータの動作開始。
② ボールをセットする。
③アームがホームポジションに戻り、停止する。
④ショットされ、ボールがなくなる。また、動作開始。


これで、全体の動作原理は、把握出来ました。

3. 動作の確認

それぞれの部品の動作を確認した結果、どうやら、玉を認識するフォトセンサーが壊れている様です。

4. フォトセンサーの取り出し

そこで、確認の為、フォトセンサーを取り出してみます。


これが、フォトセンサーです。

5. ネットで部品の検索

当然な事ながら、Tomはこの様な製造ラインで使用する様なフォトセンサーなど持っていません。
そこで、ネットでこのセンサーを調べてみることにしました。

調べてみると、このセンサーは、OMRON製、光電センサー、拡散型で電源を選ばないタイプのセンサーの様です。
そして、悪いことに、このセンサーは、2015年に製造中止となっており、何処を探しても、見つかりませんでした、色々と調べていると、その代替品がある事がわかりました。
それがこれです。

内部の回路構成もありました。

このセンサーは、6〜7000円で販売されています。
結構高いですね。そこで、この部品を購入してよいかどうか、ゴルフの先生にお聞きしたところ、購入して下さいという回答をいただきました、

色々と探していたら、ヤフオクで一点だけ5000円で出品している物が有りましたので、早速入札しました、
あとは、商品がゲット出来れば、OKですね。
お楽しみに。