こんばんは、Tomです。今日は昨日に引き続き冷たい雨、そしてなんと最高気温が12℃くらいのとても寒い日でした。この天気もう少し続きます。早くお天気になってほしい。
さて、本日帰宅すると、荷物が届いていました。

これは、読者の方から修理の依頼を受けた、LINNのプリアンプ、KAIRN Proです。
症状はモノラルとステレオの切り替えが効かず、モノラルになりっ放しだそうです。

1.症状の確認
まずは、症状を確認します。
1)セッティング
確認はいつものように壊れても問題ない最小構成のシステムをセッティングします。

2)確認のためのCD
MONOなのかSTEREOなのかが非常にわかりやすいいイーグルスのライブのCDをかけて確認します。このCDのアコースティックなホテルカリフォルニアは、左右で別々のギターが別々フレーズで弾くのでとても分かりやすいのです。

3)動作の確認
さてCDをかけて動作確認を行います。
①ステレオモード

②モノラルモード

やはり、モノラルモードから抜け出せないようです。
4)その他の確認
その他のスイッチを確認します。

こちらは問題ない様です。
2.バラシ
症状を確認したので早速バラシます。



3.フロントパネルのチェック
このKAIRNは、フロントパネルのコントロール基板上にある、データバックアップ用のリチウムイオン電池が液漏れし、コントロール基板を腐食させてしまうという欠点があります。TomのKAIRNもこれが原因で故障していたジャンク品でした。
そこで、さらにフロントパネルをばらして、基板をチェックします。

コントロール基板が出てきました。

このバックアップのリチウムイオン電池が曲者です。

やはり、液漏れしていました。でも、まだ基板があまり腐食していないようです。

これは、修理が終了したら最後に対策します。
次回は、フロントパネルのコントロール基板が問題でMONO-STEREOの切り替えが出来ないのか?メイン基板がダメで切り替えられないのか?を交換実験で確認します。
お楽しみに!