頂いたLINNの機器の復活! プリアンプLK-1の復活 ーその8ー

こんばんは、Tomです。今日は一日どんよりとした、曇り空でした。湿度も高く、蒸し暑い一日でした。明日は、久しぶりに結構暑くなりそうです。
さて、今日の話は、昨日に引き続き『頂いたLINNの機器の復活! プリアンプLK-1の復活』の話で、今回はその7となります。
昨日の記事では、NotePCのスイッチング電源を2つ使用し、±16Vの電源を作り、LK-1に供給した所まででした。今回は、実際にPhonoの音声を入力して、プリアウトの出力がきちんと出るかどうかを確認します。

1.プリアウトのケーブルを製作する
それでは、プリアウトのケーブルを製作しましょう!

1)プリアウトのコネクタ
LK-1のプリアウトの端子はXLRのコネクタです。
そこでこのコネクタを使用します。

XLR端子が2つ出ているため、L,Rの端子かと思いましたが、XLR一個でLとRの信号を引き出し、2系統のプリ出力を出すようになっています。

2)線材
線材は、今回もカテゴリー8のLANケーブルを使用します。

このケーブルはとてもシールドがしっかりしているし、ツイストペアの線材が4組入っているので、暖色系の2組はR、寒色系の線材はL側ケーブルにします。

3)RCAコネクタ
そして反対側のRCAコネクタですが、これは以前Tomがカテゴリー8のLANケーブルで製作したRCAケーブルのコネクタを取り外して使用します。

4)半田付け
RCAコネクタに、先ほどのハーネスを半田付けします。

これでKAIRN側のRCAケーブルが完成しました。

5)XLRコネクタの半田付け


2.動作確認
それでは、実際にターンテーブルから音声を入力してプリアウトにきちんと音声が出力されるかを確認します。

1)MC入力の確認
まずは、ターンテーブルにMCカートリッジ(DL-103)を取り付け、MCモードでの確認を行います。

するとLR両方から音声が出ませんでした。

2)MM入力の確認
次にMMカートリッジを取り付け、MM入力の音声を確認します。



今度は、R側の出力が出ませんでした。
何だか複雑な状況です。
不具合箇所は2カ所くらいありそうです。
次回は、不具合箇所を解析してい行きます。