Tomとカミさんの九州珍道中~♪ ー大分番外編ー

こんばんは、Tomです。今日の朝の最低気温は3℃と昨日よりは暖かく、最高気温は17℃くらいまで上がりましたが、日本海側が荒れているせいか、風が強かったですね。この時期、宮城の県南では、この時期毎朝のように虹を見ることが出来るんです。昨日は雪虫が飛んでいました。麓の紅葉もきれいになってきました。我が家の紅葉も色づきました。

さて、大分の旅のレポートは、昨日で終了しましたが、今日は番外編をお送りします。娘の旦那のご両親の実家にも訪問させていただきましたが、ご両親の、それぞれのお父さん(娘夫婦の祖父)が、素晴らしい趣味をお持ちでしたので、ご両親の許可を頂き、皆様にご紹介することに致しました。


1.旦那さんの父方の祖父の作品
まず、旦那さんの父方のご実家に訪問。
すると玄関に入るや否や、なんと大きな五重の塔が、そして右手には、さらに重工な三重の塔が飾ってありました。

1)五重の塔

2)三重の塔

どちらも天井まで届きそうな高さです。
これは父方のおじいさまが、自作したものだそうです。
創りは全く本物と同じ作りで、縮尺が小さくなっているだけのようでした。
素晴らしい!

3)安土桃山城
そして、昔懐かしいセパレートステレオの上には、これまた自作した『幻の安土桃山城』が。
これは写真を見て、縮尺を決めて製作されたそうです。

4)5円玉で作った五重の塔
そして床の間に進むと、キラキラした三重の塔がお目見えしました。
これは、何と5円玉を何枚も紐で編み上げて作ったものだそうです。

5)5円玉で作った鎧兜
その隣には、5円玉で作った鎧兜も飾ってありました。

Tomもいろいろ作りますが、さすがにこれだけ精工なものは作れません。
感服し、おじいさまにご焼香してまいりました。
おばあさまの手作りの味のしみたおでんと、干し柿もごちそうになり大満足です。

2.旦那さんの母方の祖父の作品
続いて、旦那さんの母方のご実家にもお邪魔しました。
母方のおじいさまは、学校の校長先生をされていた方で、3年前にお亡くなりになりました。
こちらは、池をつぶして、そこにアトリエを作られたそうで、そのアトリエを見せて頂きました。

1)水彩画
入り口から入るとすぐにあったのは、様々な風景の水彩画です。

退職後、様々なところに出かけては、スケッチし、それを水彩画にしていたそうです。
展示会も開き、地元の新聞にも載っていました。

2)孟宗竹に手彫りした書
おじいさまは、書道もかなりのものです。
そして、自分で書かれた書を、孟宗竹に貼り、手彫りした飾り物がたくさんありました。

この様に孟宗竹に書を貼り、ノミとハンマーで繊細に掘って、最後に書に色づけしされたそうです。

最後の作品は、道半ばで終わってしまったそうです。

Tomは絵も書もあまり得意ではないので、絵心がある人、達筆な人は素晴らしいなぁ~と思います。
今からでは難しいですね。
お母さまからこの孟宗竹の書を1セット頂きました。これは、Tom家の床の間に飾り、家宝にしたいと思います。
本当にありがとうございました。

このように、今回の旅は、単に旅するだけではなく、娘のご両親、そしてごご両親のおばあさま、ご実家にお邪魔し、今は亡きおじいさまの作品にお会い出来き、お互いの家の理解と親近感もさらに深まりました。
本当に素晴らしいご家族でした。
素敵なひと時をありがとうございました。