Tomの入院 −その4−

こんにちは、Tomです。今朝は、今年一番の寒さで、最低気温が氷点下13.7℃、8時の時点でも、氷点下10.4℃でした。道理で寒いわけです。
さて、退院してから今日で2日目、体調は順調に回復しています。昨日の頭痛も無くなりました。
今日の記事は、入院中にちょっと気になる出来事を書きたいと思います。

『無呼吸症候群』って訊いた事があるかと思います。
実は手術の前日、CASIOPEAフュージョンバンド)のキーボード奏者の向谷実(むかいやみのる)に似ている麻酔科の先生が現れて、全身麻酔をする上で『無呼吸症候群』であるかどうかの確認を行いました。全身麻酔をする場合、麻酔の途中で無呼吸になると身体に影響があるので、事前に確認し対応方法を変えなければならないと言うのです。

実は、私は中国駐在時代、『無呼吸症候群』に悩まされました。夜寝ていると、夜中に突然息が苦しくて、パッと目が覚めるのです。その後『ぜー、ぜー』と深い息をして、気を取り直してやっと眠りに付くという事の繰り返しでした。
中国の一人暮らしの最中にマンションで一人息を引き取ったなんてのは嫌でしたので、上海の日本語が通じる病院で相談しましたが、それを検査する設備が無いので、日本に帰国した時に検査してください。と言われ、断念しました。

当時は、毎日外食という暮らしでしたので、今よりも10kgほど体重が多く、それが原因だと思い、必死で半年間で体重を15kg落したところ、その傾向も無くなりました。

帰国後は、多少体重は増加しましたが、『無呼吸症候群』の傾向は無く、4年が経過しました。だから、今回の検査でも大丈夫であると思っていたのです。

検査は、左手の人差し指に酸素濃度と脈拍の数値を測定する器具を付け、一晩過すだけです。

昨日、その結果が出ました。結果はなんと重度の『無呼吸症候群』だと言うこと、最近お酒が多かったからかな〜と反省いたしました。
先生から、『近いうちに検査を受けてください。』と言われました。
そこで先生に、『治療方法はどのようにするんですか?』と尋ねた所、
『簡単です。寝るときに酸素マスクをつけて寝ることで、その圧力で無酸素になることを防ぐのです。』
そこでTomは、『どの位の期間で治るんですか?』とお聞きしたところ、
先生は、『これは、一生治らないですね〜。』と簡単に言い放した。

ガーーーーーーーン、『一生酸素マスクをつけるんですか?』
『そうです。でも簡単ですよ〜。』
なんと簡単に言い放ってしまう人なんでしょう?向谷さんは・・・。

もう、首の後ろの傷跡なんかより、『無呼吸症候群』の方が気になって、眠るのが怖くなってしまいました。

『早く痩せなければ・・・・・。』と切実に思う今日この頃でした・・・・。