BOSE DVD プレイヤー DVA-15の修理 おまけ編-その2-

こんばんは、Tomです。昨日は風が強く、とても寒い一日でした。今日は天気が良かったのですが、相変わらず外気温は冷たく、風も強かったので、寒い一日となりました。

さて、今日の記事は、またBOSEのDVDプレイヤーDVA-15の修理に記事にもどます。
先日は電源のスリープ回路がダメで電源が立ち上がりませんでした。今日はその続きです。

1.何とか立ち上がり、2次側の電源確認

その後、電源スイッチを何度もオンオフしていたらスリープ用の5Vが立ち上がりました。

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そこで、二次側の電圧を確認しました。

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1)+5V

+5Vは三角波でDCになっていません。NGですね。

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2)+12V
+12Vも+5Vs同様三角波です。これもNGです。

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3)-12V

ー12Vは、きちんとDC電圧になっています。

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4)+3.3V

+3.3VはDC電圧ですが、電圧が8Vくらいあり、規定電圧よりも5V高い電圧となっています。

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2.二次側の電解コンデンサを確認する

そこで、二次側の電解コンデンサを一つひとつ取り出して容量を確認します。

1)470μF

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容量を測定してみると、多少は規格値から外れていますが、問題なしです。

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2)100μF

これもOKです。

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3)470μF
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4)1000μ

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5)2200μ
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これで二次側の電解コンデンサはすべて調べました。

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そして、二次側の電解コンデンサはすべて新品に交換しました。交換したコンデンサはマジックで黒く塗りつぶすと判りやすいです。

4.一次側の電解コンデンサ検証
その後、一次側の電解コンデンサも容量を確認しまし

1)100μF

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2) 10μF

これも問題なしです。
これで、電源基板のすべての電解コンデンサを確認、交換しました。

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5.二次側の電圧確認

それでは、二次側の電圧を確認しました。直っていると良けど・・・・。

1)+5V
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2)+12V
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3)-12V
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4)+3.3V

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やっぱりダメです。
これだけやって、電圧が異常だと、これ以上弄る気はありません。
これは、ジャンクという事で処分しましょう!