マーキングゲージ製作のリベンジ!

こんばんは、Tomです。今日は暖かかったですね~。でも宮城の天気は南側が晴天、北側は真っ黒な雲でした。
さて、今日は4連休の2日目です。今日の記事は、以前作ったマーキングゲージの治具のリベンジです。以前製作したマーキングゲージは、ゲージの穴のエッジの精度がイマイチで、がくがくしていました。そこで、今回は、スケールの穴の加工方法を変更してもう一度作ります。

1.スケールの寸法を正確に測る
以前はスケールに紙やすりを貼って、そのスケールの寸法通り溝を掘ったのですが、今回はルーターできっちりエッジを立てたいと思います。その為には、スケールの寸法を正確に測ります。

1)スケールの幅を測る
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2)スケールの厚さを測る
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3)スケールの幅をけがく
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2.ルーターでスケールの溝を切る
ルーターで正確に溝を切ります。

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綺麗に、且つ直角に溝を切ることが出来ました。

3.パーツを切る
きちんとスケールの溝が切れましたので、パーツを切り出します。

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上下のパーツをスケールに挟んで確認します。OKです。

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4.穴を開ける
溝と反対側のパーツに鬼目ナットを取り付ける穴あけと、その反対側にネオジウム磁石の懐に設置する為の穴を開けます。

1)ネオジウムの穴を開ける
まずはネオジウム磁石の穴を開けます

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2)鬼目ナットの穴を開ける
その裏側に鬼目ナットを開けます。

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5.鬼目ナットを取り付ける
それでは、鬼目ナットを取り付けます。

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6.上下の板を貼り合わせる
さあいよいよ板を貼り合わせます。

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木工ボンドで貼り合わせを行い乾燥させます。

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7.ダボを打つ
1) ダボ穴を開ける
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2)ダボを打つ
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接着剤を塗布し、ダボを打ちます。

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3)乾燥させる
その後は数時間乾燥させます。

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8.研磨
サンダーで研磨します。

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とても綺麗になりました。

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9.塗装する
塗装します。

1)オイルステンで着色する
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2)ニスを塗布する
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10.ツマミを取り付ける
最後につまみを取り付けます。

1)ビスを切断
あらかじめつまみにM5のビスを接着していましたので、それをグラインダーで切断します。

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2)バリ取り
グラインダーでバリを取ります。

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11.完成!
加工したつまみを取り付け、完成です。
今回はうまく出来ました。

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これで、今後はこのマーキングケージ治具でさらに作業が効率よく、且つ正確に加工できるようになります。
今後が楽しみです。