以前自作したラックマウント型レコードプレイヤーを再度製作 ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は昨日に引き続き、とても良い天気で、清々しいカリフォルニアの様な天気でした。なんて素敵な日なんでしょう?そして本日、Tomの体は見事復活しました。長かったですね~。ダウンしたのが先週の金曜日ですから、復活に1週間かかりました。しかし、健康第一、歳には勝てないので無理しないようにしないとね。反省・・・・。
さて、今日の話題は、久しぶりにDIYの話で『以前自作したラックマウント型レコードプレイヤーを再度製作』で今回はその1です。本来は5月の連休中に完成するはずでしたが、開始できたのでは、なんと連休最終日の午後からでした。

1.以前製作したレコードプレイヤー
これが、Tomが以前遊びで製作したラックマウント型のレコードプレイヤーです。
フォノモーターは、お友達のOgaさんから頂いたビクターのフォノモーターです。
トーンアームは、20代後半に中で購入したマイクロのDDX-1000に付いてきたマイクロのトーンアームです。DDX-1000は既にヤフオクで売却しましたので、トーンアームのみ残ったので、それを使用しました。ラックマウント型なので、場所を取らずとても便利です。

でも、余りにも簡単なので、今回の連休で、少しグレードアップさせます。

2.トーンアームのバラシ
レコードプレイヤーをラックから簡単に取り外しました。

まずは、トーンアームをばらします。

3.ロングアームの位置の検討
今回のプレイヤーには、ロングアームも取り付け、ダブルアーム仕様にします。
このロングアームはSAECのロングアームで、DDX-1000購入時に、増設の為に購入したものです。
その後、このアームは以前自作した面白ターンテーブルに取り付けていました。それも廃棄したので、アームのみ余っていたので再利用します。

このアームを取り付ける概略の位置を検討します。

今回購入した集成材の板も合わせて奥行きの寸法を検討します。

4.フォノモーターのバラシ
ロングアームの位置の検討が完了したので、フォノモーターを取り外します。

5.ロングアームの型紙つくり
ショートアームの取り付け位置は、現在のフォノモーターとアームの位置関係で作れるのですが、ロングアームは新設ですので、取り付け位置を決めるため型紙を製作します。

1)ロングアームの立体コピー
ロングアームを立体コピーします。

2)型紙を作る
コピーしたロングアームの画像をお菓子の箱などの厚紙に貼り、型紙を作ります。

6.プレイヤーの板を切り出す。
1)プレイヤーの材料
18600✖600✖20の集成材を購入し、車で持ち帰るために3分割にしてもらいました。
今回の集成材は、比較的固いアカシアの集成材を購入しました。価格は3800円です。

2)ラックの間口寸法で切断
次いでラックの間口よりも少し狭い寸法で板を切り出します。
真っすぐに切り出すために、以前製作した丸鋸の治具を使用します。

3枚の板を正確に切り出しました。ほぼ見事に同寸法です。

7.天板の加工を行う
それでは、ターンテーブルの一番上の板にターンテーブルとアームの穴を開ける加工を行います。

1)フォノモーターとトーンアームの穴位置をコピーする
以前製作したプレイヤーの板を使用して、これから製作するプレイヤーの天板に位置をコピーします。

2)フォノモーターの穴の切り出し
位置が決まったので、次にフォノモーターの穴を開けます。

3)トーンアームの穴の切り出し
次いでトーンアームの穴を切り出します。

これで天板にフォノモーターとトーンアームの取り付け穴が完了しました。

8.フォノモーターとトーンアームを取り付けてみる
フォノモーターを取り付けてみます。

イイ感じです!

トーンアームも大丈夫です。

9.ロングアームの位置決め
今度はロングアームの位置決めを行います。先程仮に取り付けたフォノモータに型紙を取り付けます。

型紙のカートリッジの位置とトーンアームの支点に穴を開けます。

型紙をセンタースピンドルにセットし、トーンアームの支点の位置をケガキます。

その弧の中で、トーンアームもお尻がラックの壁やラックの後ろに触らない場所を位置決めします。

10. ロングアーム取り付け位置の切り出し
ロングアームの取り付け位置が決まったので、この基準店を中心に長穴をあけます。

11.天板の穴加工完了
これで天板の取り付け穴加工が終了です。
そこで、すべてのパーツを取り付けでイメージを広げてみます。

なかなかイイ感じです。

これで一番肝となる天板の加工が出来ました。
次回はレコードプレイヤーの本体部分の切り出しと穴あけ加工を行います。
お楽しみに!