プリアンプ周辺の電源コンセントボックスの製作 -その9-

こんばんはTomです。今日の天気は、台風8号の影響により大気が不安定で今日も晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、雷雨が来たりと、目まぐるしい天気でした。
さて、今日の記事は、昨日に引き続き『プリアンプ周辺の電源コンセントボックスの製作』ーその9-です。昨日は、シールドを強化する為にコンセントボックスに銅箔を貼りました。ここまでくると、コンセントのTOPパネルももっと綺麗にしたいですね。そこで今回は、Topパネルのリベンジ製作です。

1.一回目に製作したTopパネル
これが第一回目に製作した、Topパネルです。厚さ0.5mmのアルミ板で作ったのですが、コンセントの外形の形もイマイチですし、厚さが0.5㎜と薄すぎますね。

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そこで今回は厚さ1mmのアルミ板でもう一度Topパネルを製作します。

2.Topパネルの外形の切り出し
Topパネルの外形の切り出しは、前回のパネルの大きさをトレースします。

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そして、コンセント穴位置も前回のパネルを参考にします。

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3.コンセントの形状の型紙製作

前回は、被写界深度が深くて、コンセントの形状がきちんとトレース出来ませんでした。

1)コンセントのコピー

そこで、今回は、取り外したコンセントをコピーします。

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2)コンセントの型紙製作

コピーしたコンセント画像で、型紙を製作します。
材料は、コンセントのコピーと、両面テープ、そして、アイスクリームの箱の厚紙です。

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コピーに両面テープを貼り、アイスの厚紙に貼り付けます。

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3)型紙の切り出し
次に型紙を切り出します。

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これで、3種類のコンセント型紙の切り出しが完了です。

4)コンセントの型紙の切り抜き
完成した型紙をコンセント形状に切り出します。

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これで、コンセントの形状を切り出すための型紙が出来ました。

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4.コンセントのビス穴の穴あけ
型紙にビスの穴位置を示す、穴を開けます。

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そして、コンセントを取り付けるための穴位置もケガキます。

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5.コンセントの形状のケガキ

型紙をベースにコンセントの形状をケガキます。
しかしこれは形状の内側になりますので、このまま削るとあなは小さくなります。

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そこで、型紙で切り出したコンセント形状の型紙の外側をケガキます。

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6.トリマーでコンセントの形状に切り出す
1)ケガキ

ケガキが終了しました。前回の敗因は、けがく代わりにコンセントのコピーを両面テープで貼り付けたので、トリマーで削るとコビーが剥がれてゆ行き、本来の形状が判らなくなってしまいます。
そこで今回はコピーを貼らず、ケガキをすることにしました。

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2)外形の切り出し

今回は1mmのアルミですので、さすがにカッターでは切り出しに無理があります。そこでトリマーで外形を切り出しました。

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これでパネルの外形は切り出せました。

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3)トリマーでコンセントの形状を切り出す。

外形が切り出せましたので、今度はTopパネルのコンセントの形状の切り出しを行います。

1)直線部の切り出し
まずはコンセントの直線部分を切り出します。

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2)コンセントのR部分の切り出し
続いて、同じトリマーで、コンセントの穴形状を切り取ります。
こんどはフリーハンドなので、少し削りコンセントの形状に合わせて、削ります。

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結構難しい作業ですが、何とか切り出すことが出来ました。

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直線部分がはみ出たり、不意にパネルに傷が入りましたが、前回よりも精度は高まりました。

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次回はTopパネルの固定の為の穴あけ、その後塗装、そして、銅箔を貼りとなります。
Tomも楽しみです!
皆さん、お楽しみに!