LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理 ーFINALー

こんばんは、Tomです。今日は寒かったですね~。南岸低気圧で冷たい風が吹き荒れていました。なので体感温度は、気温よりも寒かったです。でも、明日はお天気になり、最高気温も8℃迄上がりますので、少し過ごしやすくなると思います。
さて、この所毎日修理の話ですが、今日はダメ押しで『LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理』の話です。今日はいよいよFINALとなり、動作確認を行った後、仕上げを行います。接点は全て綺麗になり、電解コンデンサは全て交換しています。そして外も中もピッカピカになり、新品同様のアンプに生まれ変わりました。

1.動作確認
前回ですべての電解コンデンサは新品となり、組付けを行いました。
それでは、動作確認を行います。

1)電源の確認
まずは電源を確認しますj。
電源ON!

2)AUX入力に音声を入力し出力の確認
それでは、AUXに音声を入力し、ヘッドフォンで出力を確認します。

OKですね。
もう一方のAUXも確認します。

3)TUNER入力に音声を入力し出力の確認

これで、入力からセレクタを通り、プリアンプ、ヘッドフォンによる出力の確認が終わりました。

2.スピーカーによる音声確認
スピーカー端子の出力の確認を行います。

1)スピーカー端子をオシロで確認
いきなりスピーカーを接続するのではなく、まずはオシロでスピーカー端子の電圧を確認します。

右チャンネル

左チャンネル

大丈夫の様です。

2)ジャンクスピーカーによる音声確認
それでは、いよいよジャンクスピーカーを接続して、実際の音声を確認します。

なかなか良い音ですね。
動作が確認出来ましたので、結束バンドでハーネスを固定します。



これで動作確認は終了です。

3.リアパネルの仕上げ
仕上げに取り掛かります。

1)リアパネルの洗浄

2)RCAコネクタの入力ピンの洗浄

3)プリ出力とメイン入力のショートピンの洗浄
プリ出力とメイン入力のショートピンのコネクタを洗浄します。プリメインアンプですので、これは大事ですね。

4)ヒートシンクの間の洗浄
折角なので、ヒートシンクの隙間の誇りも綺麗にします。
マイナスドライバーにウエスを巻き付けて、洗浄液を付けて拭き取ります。

5)RCAコネクタの磨き
RCAコネクタを洗浄しても、くすみが取れませんので、コネクタを磨きます。

コネクタもだいぶ光るようになりました。

4.フロントパネルの仕上げ
続いて、フロントパネルの仕上げを行います。

1)フロントパネルの洗浄

2)フロントパネルの仕上げ

フロントパネルはピカピカに光っています。

5.ウッドケースの仕上げ
ウッドケースの仕上げを行います。

1)洗浄

2)仕上げ

6.中も綺麗に
アンプの中も綺麗にします。

これで中も綺麗になりました。

7.最後の組付け
最後の組付けを行います。

8.完了!
完了しました。
どうですか?フロントもリアも新品の様にピカピカでしょう?

これが今回交換した部品です。



心を込めてオーバーホール&仕上げを行いました。
喜んで頂けると嬉しいです。
達成感ありです。