KAIRNの修理 −その9−

おはようございます、Tomです。昨日バッテリーを繋いだところ、どこかリークしている箇所があり、電源をオフしても、うっすらとLEDが点いたままでした。また、再電源投入すると、表示部が何も表示されないと言う状況でした。この原因を突き止めるのが今日の話です。

1.まず、コントロール基板との配線をすべて排除し、単体にする。
 この原因の追求は亀の子基板を単体にしないと、発見するのは難しいので、まずコントロール基板と亀の子基板を繋いでいるリード線を全て取り除きます。

2.次に基板単体で抵抗値を図る。
 電池動作でLEDが点灯すると言う事は、回路図から判断するとトランジスタのCE間を抜けて(又はそれを抵抗がバイパスをして)LEDに向かっているとしか思えません。

3.トランジスタのCE間の抵抗を測る
 そこでトランジスタのCE間の抵抗を測ると1.2kΩあることが判りました。これはどこかに1.2KΩの抵抗が挟まっていると言う事ですね。

4.誤配線を発見
 ありました、ありました。誤配線を発見です。

5.ついでに配線を最初からやり直す
 配線はここまで裸になったので、もう一度初心に帰り、配線をやり直したいと思います。それから単線のテフロン電線は、折れ曲がるので配線が楽なのですが、硬いため基板をひっくり返したりしていると、根元に大きな負担がかかり、すぐに折れてしまいますので、少し細めですがより線を使って配線をしました。

6.LEDの点灯は無くなった
 接続して電源をONした所、LEDの点灯は無くなりました。また、バックアップ電源もきちんとPCUに向かっています。でも、結果はあまり芳しくなく、何も表示されない時と、たまにVOLUMEのLEDと50だけが表示されます(Errorにはなりません)。また、電源をオフして暫くすると、また『Error2』が表示されますので、まだ完全に直っていませんね。


今日はここまでです。今日は出張です。準備しなくては・・・・・。