FT-726の修理 ―Final−

おはようございます、Tomです。昨日は、津波で流された家内の実家の花屋さんが、仮説店舗で再開したので、手伝いに行ってきました。津波から約1年。一歩前に前進できてとても良かったと思います。

さて、今日の記事は、FT-726の組立の記事です。一応送信の確認も行い、OKでしたので、最終組立に入ります。折角なので、ほかのところもメンテし、清掃もしながら行います。

1.TXユニットの取り付け 
TXユニットの配線は、結構ぎっしり詰まっていますので。これをしっかりと配線します。その後6角スタッドを取り付けて、蓋をします。

2.サテライトユニットの取り付け 
6角のスタッドをベースにして、サテライトユニットを取り付けます。サテライト基板のハーネスは、TXユニット比較すると少ないので、助かります。

3.ファイナルユニットの取り付け
 ファイナルユニットを全て戻します。

4.動作確認
 一応、操作が確認するかをチェックします。必ずこのように要所要所でチェックするようにします。


5.フロントパネルのVRの接点を磨く
 折角ですので、フロントパネル関連のVRの接点をきれいにしてあげます。

 1)摘み類を取り除く
 まずフロントパネルの摘み類を取り除きます。

 2)底部カバーを取り除く
 摘み類を取り除いて行きましたが、VFOの大きなチューニング摘みがどうしても抜けません。ネジで固定されているようでもありませんし、大変困りました。これが抜けないと、カバーを取り除くことが出来ません。そこで、底部のカバーを取り除いて、底部よりメンテをすることにしました。
 

 3)底部より接点を磨く
 底部より、VR群やスライドスイッチ群にエレクトロニッククリーナーを吹きかけ、接点を磨きました。これでVR関連の接点不良は完全になくなると思います。

6.つまみ、スイッチのヘッドをピカピカにする。
 フロントパネルは言わばその商品の顔(^^)です。そこで、VRやロータリーSWの摘みをマジックリンと歯ブラシを用いてピカピカに。パネルも同様にピカピカにしました。


7.カバーもピカピカに
 上下のカバーもマジックリンと歯ブラシを使用して、きれいに清掃します。

8.最後に摘み類を取り付ければ完了
最後に、ピカピカにした摘みを取り付け。完了!まるで新品のようです。

やはりオーディオでも無線機でも、良い物を大事に使いたいですね。