YAMAHA A-6aを基にした自作プリアンプの宿替え  ―その4―

おはようございます、Tomです。昨日の朝は、まるで梅雨が明けたかの様に、ピカピカの朝でした。しかし、日中はいつもの様な曇り空に逆戻りです。梅雨明けはもう少しなんですが・・・・。

さて、昨日から、再開したプリアンプの宿替えの記事ですが、本日はその4となります。昨日は、端子基板の改造まで実施しました。今回はどこまで進むのかな?

1.コネクタの再利用
 いつも思うことですが、コネクタがないために、何らかの変更がある時やメンテする場合、基板を取り出すのにいちいちハンダ付けしたハーネスを取り外さなければならないのが厄介です。そこで、いい事を考えました。前回取り除いたハーネスや基板からコネクタを再利用する事です。

 今回取り出すのに使用したのは、下記の3つです。
 ① MUTING等のフロントにあった基板の3Pコネクタ⇒音声信号の入出力に再利用

 ② 音声信号の入出力ハーネス⇒音声信号の入出力信号のハーネスに再利用
 ③ 電源ハーネス⇒電源ハーネスに再利用

取り出した部品やハーネスが再利用出来てとても効率が良かったです。

2.電源の接続 
今回は、電源をスイッチング電源に変更します。理由は、最近のスイッチング電源は、安くて、性能が良いからです。

 1)圧着端子の購入
 今は、近くのDIYにも結構豊富な圧着端子が販売されているのでとても重宝します。
今回は電源端子が非常に小さいので、一番小さな圧着端子を購入しました。

 

 2)それでも入らない?
 一番小さな圧着端子を購入しましたが、取り付けようとしたら、それでも大きいのです。これは困りました。何かいい方法はないものか?

 

 3)端子の加工  
 『押してもダメなら引いてみな。』
 そうです、端子の形状を端子の幅に加工すればいいんですね。


 
 4)電源ハーネスの配線
 今回も±電源を作るので、ハーネスの配線は結構面倒ですが、前回実施しているので、スムーズに出来ました。
 

 5)ヒューズの取り付け
 さて電源の配線は終了です。そこで動作の確認をしたいところですが、よく見ると1次側のヒューズがありません。そうです、このアンプのヒューズは、電源基板の上にバカでか電流容量のヒューズが搭載されていたんです。従って、電源を取り除いた為に、ヒューズも根こそぎなくなってしまったんですね。そこで、新たにヒューズを取り付けることに。
 

 6)動作確認
 アンプに接続する前に動作の確認です。動作は、波形がすぐに見れるようにデジタルオシロで計測をしました。それではスイッチON!・・・正常です!

 ±12Vが綺麗に出ていますね。

今日は、ここまで。次回は実際に電源を通電し、アンプの動作確認になります。