ONKYO Integra M-506RS −その7−

こんばんは、Tomです。今日は、曇り空です。また梅雨空に戻りました。これから週末にかけて曇り、雨の天気です。

さて、ONKYOパワーアンプの修理もーその7ーです。
今日は、リアパネルのライン入力とスピーカーのハーネスの配線です。
さて、上手くできるでしょうか?

1.スピーカーの線材の交換
スピーカーの配線をしたいのですが、もともと基板から出ているのは、単線の線材です。年代物なので配線にラッピングという手法を使用していたので仕方ありませんね。

それをより線に交換します。しかも、20Aくらいは平気で流せる太い線材です。

2.基板にはんだ付け
このハーネスを基板にはんだ付けします。

1)古い線材を取り外す
まずは、古い単線を基板から外します。

2)基板に大きめの穴をあける
基板に取りついていたのは単線のハーネスですが、今度は結構太いより線です。そこで、ドリルで少し大きめの穴を開けます。

3)レジストをはがす
大きめの穴を開けたため、ランドはすこしだけになりました。そこで、基板のパターンのレジストを剥がします。

4)はんだ付け
はんだ付けを行います。

5)ショートの確認
テスターを用いて、はんだのショートを確認します。


ショートは大丈夫です。

6)洗浄
ショートは確認できませんでしたが、パーツクリーナーと歯ブラシできちんと基板を洗浄します。

3.ライン入力の配線
ライン入力の配線を行います。

1)コネクタの取り外し
まずは、RCAのピンジャックを取り外します。

2)コネクタへ基板を取り付ける
次に配線をしやすくするために、基板を取り付けます。

基板はこれです。先日パネルの固定に使用しなくてよかったですね。

基板を切断する

基板を取り付ける

ハーネスをはんだ付けする

3)リアパネルにライン入力のコネクタを取り付ける

4.スピーカーのハーネスの配線
さあ、いよいよスピーカーハーネスをリアパネルのスピーカー端子に配線する。

1)圧着端子を取り付ける
基板からのハーネスに圧着端子を取り付けます。

2)菊座の準備
スピーカーハーネスをリアパネルのコネクタに取り付けるときに接点の抵抗値を軽減するために、菊座を用意します。

3)接続
スピーカーハーネスを、コネクタに取り付けます。

ボックスドライバで、ナットを固定。

5.完了!
これで、リアパネルの配線は完了です。

【Before】

【After】

次回は動作確認をします。
楽しみですね。