ターンテーブルのメンテナンス −その2−

こんにちは、Tomです。今日も早朝ハーフをやって来ました。今日はひとりで回ったので、淡々とラウンドするので、せっかちになり、つまらないし、落ち着いてやらない分、少しスコアは良くなかったですね。一人の時のペースがつかめません。


さて、今日の記事は、ターンテーブルのメンテナンスのその2です。前回は、フォノモータの制御回路と電源の電解コンデンサの交換と、調整ボリューム(半固定VR含む)の接点を復活させましたので、フォノモータは、これから10年くらいは安定して動くと思います。
このターンテーブルで、気になっていたことがあります。それは、ターンテーブルとトーンアームの高さのバランスが悪いことです。トーンアームボードを自作した時に、MDF材が少し厚かったので、トーアームの最低の高さでも、ターンテーブルよりも少し高くなってしまい、レコードに針を乗せた状態で、アームが並行になっていません。これは、音のバランスに影響しますので、今回それを直すことにします。

1.材料の準備
 アームボードはこれ以上下げることは出来ませんので、フォノモータをかさ上げしなければなりません。しかも、かなり重いモーターですので、頑丈で、厚みがあり且つ振動を少しでも減らすために、クッション材であればベストです。
 DIYで探してみたら、少し厚くて固めのウレタン材を見つけることが出来ました。しかも、幅も狭く、両面テープ付きで、690円/1mの切り売りの物です。まさにTomが探していたものとピッタリのものです。但し、ちょっと高いのと、少し幅が広い様です。そこで、この材を1mではなく70cmで購入し、これを2つに切ることにしました。そうすれば、約500円で、フォノモーターのフレームの4辺に使用する事が出来ます。

2.材料を2つに切る。
 ものさしで、ウレタン材の中心を出し、そこに線を引き、カッターで2等分に切りました。この幅がちょうどいいんです。


3.ウレタンをターンテーブルに貼る
 先ほどのウレタンを更に4つにして、ターンテーブルに貼ります。寸法は、フォノモーターの辺に合わせます。

4.フォノモータを載せてみる。
 その後、フォノモータを載せてウレタンのちょうど中心になる様に微調整を行います。
 これで完成です。

5.アームの高さを確認
 最後にレコードを設置し、針を落として、演奏時にアームが平行になっているかを確認します。結果は、かなりいい線いっていますね。


<音の確認>
実際に音を聴いてみると、以前よりも益々音が良くなってきました。もう、Tomはこのターンテーブルが可愛くて仕方ありません。もう手放せなくなりましたね。


<今日の1枚>
さて、今日の1枚は、クルセイダーズの『南から来た十字軍』です。クルセイダーズのパーソネルは、ジョーサンプル(Key)スティックスフーパー(ds)、ウィルトン・フェルダー(ts)、ウェイン・ヘンダーソン(tb)、ラリー・カールトン(g)、ロバート・ポップウェル(b)であり、ロバートポップウェルは、この時からメンバーに加わって、6名編成になった時のアルバムです。クルセイダーズのアルバムの中でも、わりと好きな1枚です。