ヘッドフォンアンプを作ろう!の巻 −FINAL−

みなさん、おはようございます、Tomです。今日は、三連休の最終日です。昨日の午後、庭でゴルフの練習を10発ほど行った時、まさにこれだ!と思い、直ぐに練習場に行きました。昨年は1年間ドライバーで悩みましたが、久しぶりに気持ちよくキャリーで230ヤードの連発でした。これは、きっといいことがあると思いました。

家に帰ると、OPアンプが届いていました。やっぱり、良い事がありました。
嬉しい!早速動作を確認し、その音を聴いてみよう!

0.でも、その前に・・・・・

 オペアンプを取り付ける前に、まずは皆さんとmarantzのネットワークオーディオプレイヤーとSHUREのヘッドフォンにお詫びを申し上げます。
なぜお詫び?
実は、この間からヘッドフォンの音がおかしいとか、ネットワークオーディオプレイヤーの出力が足りないとか、歪むとか、色々言って、挙句の果てにヘッドフォンアンプを作ることになってしまいましたが、実はTomが間違いを起こしていたのでした。

このヘッドフォンは、携帯音楽プレイヤーでも聴ける様に、ケーブルのコネクタの仕様は、ステレオミニプラグ仕様なのです。Tomはヘッドフォンが到着した時、直ぐに音を聴きたくて、その辺にある手持ちのミニプラグ⇒標準プラグの変換プラグを差して、ネットワークオーディオプレイヤーで音楽を聴いていました。

 先日、ヘッドフォンアンプのヘッドフォンジャックのピンアサインを確認するときに、ネットワークオーディオプレイヤーからヘッドフォンプラグを取り出したところ・・・・・・・・・・・・・・・・。
あ−−−−−−−−−−っつ!\(◎o◎)/! なんだこれは!

 実はヘッドフォンの変換プラグが、モノラルでした・・・・・・・・・・・。
これなら、音がおかいいのは当たり前だよね。なんともお恥ずかしい・・・・。
でも、普通モノラルプラグになったら片方だけしか聞こえないのだけど、両方から聞こえたので、気がつかなかったんだよね〜。
ヘッドフォンのケースを探したら、変換プラグがありました。

これで聴いたら・・・・・・・まるで別世界でした。
マランツさん、SHUREさん、ごめんなさい!

さて、気を取り直して、ヘッドフォンアンプの製作の続きです。

1.オペアンプの動作確認と音の確認
さて、お詫びの後は、今日届いたオペアンプを取り付け、動作確認と音を聴いてみたいと思います。

 1)オペアンプを取り付ける。
さて、いよいよオペアンプと取り付けますが、既に電源電圧のチェック、そして回路のチェックをしていますので、新品のオペアンプの足をフォーミングして、ICソケットに取付ます。

 2)いよいよ音を聴く
 オシロで、動作を確認し、いよいよ音を聴く事に。
 ヘッドフォンジャック(今度はちゃんとステレオプラグだよ〜。)をヘッドフォンアンプのジャックに差込みスイッチオン!

 これは、すごい!今まで自作で使用してきたオペアンプの中で一番いいんじゃないかな?おそらく、MUSEsを超えていると思います。

このオペアンプが、たった350円だなんてとても信じられません。このヘッドフォンアンプ、結構良いです。

3.組み立て開始
 アンプの動作が確認出来たので、組み立てをします。
 1)ボリュームの取り付け
  ボリュームをシャーシーに取り付けます。と同時に基板も一緒に取り付きます。
 
 2)ヘッドフォンジャックを取り付ける 
  次はヘッドフォンジャックを取り付けます。
 
 3)入力のピンジャックを取り付ける 
 そして、音声入力となる、リアのピンジャックのユニットを取り付けます。
 
4.ハーネスをきれいに
 部品をすべて取り付けました。後は、結束バンドでハーネスをきれいにまとめます。
どうです?なかなかきれいでしょう?

5.スイッチの部分をマスキング
 取り外したスイッチの部分に、マスキングを行います。

6.フロントパネルのシルクを消す
 以前、お得意のマジックリンでSONYのプリメインアンプを清掃した時に、シルクが消えた事がありました。おそらく、このシャーシーもその当時のものですので、もしかするとシルクが消えるかも?それが出来るなら、不要なスイッチや、マイクの入力のシルクも消したい所です。

 試しに不要なシルクの部分にマジックリンを塗布し、しばらく放置したところでウエスでこすったところ・・・・・・。

見事に、シルクが消えました。

7.パネルの装着
 シルクを消したパネルを取り付けましょう!
 
8.完成です。
 
9.最後にACアダプタで最終確認
 これまでは、無線機の安定化電源で駆動しておりましたが、最後は、実際のACアダプタ(スイッチング電源:12V)を取り付け、最終確認です。
 動作、音共にOKです。

良かったです!とても良い音です。
バーブラウンのOPA134はとてもお薦めのオペアンプだと思います。そして、このオペアンプはシングル仕様ですが、OPA2134というのもあって、これは同じ8ピンですが、デュアルアンプ構成になっていて、4558や49720、MUSEsなどど差し替えて楽しめるものです。
これは良いですね。