TOSHIBA HDDレコーダー RD-E301のプチ修理

皆さんこんにちは、Tomです。Tomの部屋の片付けも今週末で100%終了しましたので、今回は久し振りに修理の記事を投稿します。

皆さん、いつも修理で大活躍している、ピンクのアナログ液晶テレビを覚えていますか?
実は、今回の引っ越しする時に、昔の地デジチューナー内蔵のHDDレコーダー(東芝
RD-301)と一緒に使用すれば、画面は汚いけど寝室のテレビになるんじゃないの?なんて思い、こちらに持って来ました。

セットアップをして一応配線をし、動作も確認し、『画面は汚いけど、まっいいか。』なーんて、それなりに満足していました。

1.寝室のテレビの様子

 1)ブラインドが閉まった状態

 2)ブラインドを開けると・・・・こんな感じ。

ところが、その後、2度ほど寝室でテレビを見たら、なんと、HDDレコーダの騒音(モータ音)ノイズが煩くて嫌になりました。
夜遅く見ると、音が気になってダメです。

そこで、今回はその音は何なのか?そして、それを交換すれば何とかなるものなのかを確認し、修理することにしました。さてさて、音は静かになるでしょうか?


2.これがHDDレコーダー

 このHDDレコーダーは、Tomが中国転勤の時に、中国でデジタルBSを見るために、購入したものですので、もうかれこれ7、8年経過しています。そんな事もあり、騒音も出るようになったんでしょうね。

3.早速バラシ
それでは、早速バラシましょう!

4.中はこんな感じ
 家電ですから、バラシは簡単です。ビスがわずか5本です。
 蓋を開けて中を見ると、こんな感じで、ほとんどPCですね。

5.騒音の原因は・・・・。

 さて気になる騒音の原因ですが、予想通り、FANですね。このFANの軸けがもう全然ダメで、ガタが来ています。

 ちなみにFANのコネクタを取り外してみたら、音はほとんど聞こえませんでした。

6.FANと取り外す

 原因がわかったら、早速取り除きましょう!

取り出しました。
これが、音がうるさいFANです。50mm角の厚めのFANですね。

7.静音FANを購入。
PCショップに行き、静音FANを探しました。
ところが、PCの世界では60mm角が主流で、ほとんど50mm角が売ってませんでした。何件か探して、やっと見つけたものの、厚みが薄く、あまり風量が得られないようです。
ただ、Tomはテレビチューナーとしてしか使用しないので、あまり負荷が掛からなければ、風量が少なくてもOKでしょう。
一応、50角と60角のFANを購入してみました。50角でダメなら、60角を外付けにしても良いでしょう。

8.ハーネスを加工する。 ところがそのまま取り付けられません。PC用のFANはハーネスが3本、これまでのFANは2本なのです。確か、PC用のFANは、電源とGNDの他は回転制御のためのセンサの線です。
それからコネクタのピッチも異なります。

 そこで、お互いのハーネス切って、半田付をします。そして、熱収縮チューブをかぶせて、ドライヤーで収縮させます。

9.動作確認 次に、動作確認と風向きを調べるために、FANのコネクタを本体に挿し、電源を入れます。
 電源をいれると、FANは静かに回り始めました。OKです。

10.FANの取付

 先ほど確認した風向で、熱を筐体の外に出すような面で、FANを取付けて終了です。

11.さて、気になる音は?

 さあ、いよいよHDDレコーダーを部屋にセッティングです。今迄は、音が煩かったのでで、テレビから離してセッティングしていましたが、今度は音がかなり小さい為、テレビの下に配置しました。また、電源等のハーネスも、結束バンドで綺麗にしました。
メデタシ、メデタシ、これで寝室でもテレビが見えるようになりました。但し画質が汚いですが・・・・。