Fujitsu ワープロの修理  −その3−

おはようございます、Tomです。今週は、週末にかけて段々天気が悪くなるようです。
今朝は、少し風が吹き、雨もパラツキ始めました。Tomにとっては、とても嫌な季節です。

さて、Fujitsuワープロの修理の記事も3回目を迎えました。今日は、2次側の半導体を中心に点検します。

 このPSUの回路図が無い為、Tomは回路の状況が良く判りません。しかし、PSUが壊れている時には、トランジスタダイオードが逝ってしまった場合が多いので、それを確認します。

1.トランス近傍のメインダイオード 
 まずは、トランス付近のメインのダイオードの生死を確認します。



チェックの結果、問題なしです。

2.トランジスタの形をしたダイオード
今度は、放熱板についている、トランジスタのTO220の形をした、ダイオードを確認します。

確認結果、問題なしです。

3.トランジスタを確認

これは、電圧を安定化させるためのトランジスタだと思いますが、これも確認します。

確認結果
これも問題なしです。

4.フィードバック系のトランジスタ 
 恐らく、ボリュームの近傍に有りますので、これは電圧をヒードバックするためのトランジスタだと思います。
これまも確認します。

確認結果
これも、問題なしです。

そう言えば、メインのスイッチングトランジスタと思われるトランジスタがありますが、これは、トランスのちょうど真裏の場所でネジどめされており、ドライバが入りません。
これを取り出すには、放熱板ごと外すか、トランスを外す意外手はないようです。なんというメンテの悪さなのだろうか?まあ、サービスでは、電源ごと交換するんだと思いますが・・・・。
意外にこれだったりするだよね〜。

そんな訳で、このトランジスタを外すのは、最後にします。
次回は、電解コンデンサ関連のチェックです。