レコードのお風呂 ー準備編ー

こんばんは、Tomです。毎日書くのは嫌なんですが、今日も一日パッとしない天気でした。気持ちも少しなえてしまいますね。今週の後半は少し晴れるようですので、それを楽しみに生きて行きます。
さて、先日フォノイコライザーアンプの模様替えで少しレコードにトリガーが掛かったTom。毎日少しずつレコードを聴いています。
レコードを聴いていたら、以前実施していたレコードの洗浄も再開してみようという気持ちになりました。

■ 2012年の記事
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20121029/1351512213
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20121030/1351598040
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20121031/1351686844

ところが洗浄するための治具が見当たりません。これは困った!
仕方ないので、洗浄するための治具を作る事にしました。

1.材料のご紹介
 まず、洗浄治具ですが、レコードを洗浄するためには、紙でできたレーベルを水から保護する必要があります。そのための治具を作る必要があるのです。

 昨年は、100円ショップの蕎麦ちょこセットの薬味の皿がちょうど良かったのですが、今年探したらありませんでした。そこで今回は、おみそ汁のお椀の蓋を利用する事に!

このお椀の蓋は、おおよそ直径100mm。この直径はほぼレーベルの直径と同じです。

2.お椀の蓋の加工
 それでは、お椀の蓋の加工を行います。

 1)穴あけ

 お椀の蓋に穴を開けます。中心線は型の注入口の部分です。
 

こんな感じになります。

 2)防水用チューブ
 次にお椀のエッジの先端に防水用のチューブを被せます。
 チューブはこれ!150円/mです。

 3)切り目を入れる
 次にカッターでチューブに切り目を入れます。


 
 4)チューブを被せカット

 お椀のエッジにチューブを被せぴったりの長さにカットします。

 5)チューブを固定

 差後にホットメルトでチューブを固定します。
 

3.固定ビスとナット
 固定ビスは、6mm×100mmのビスとナットを使用します。

簡単にとりはずしが出来る様につまみを取り付けます。

こんな感じです。

4.レコードに装着してみる
これまでの部品をすべて取り付けてみるとこんな感じになります。

なかなかいい感じです。

そこで、不要なレコードにこの治具を取り付けてみます。

これで、レコードの洗浄の準備が整いました。
次回の記事は、これを使用してレコードを洗浄(レコードの風呂)を実施しますね。