LINNのプリアンプ KAIRNの修理 −その6−

こんばんは、Tomです。今日はとても暑かったですね。オフィスの日中の温度はなんと29度。まるで夏並みの暑さです。明日も暑くなりそうです。明日は半そでかな?

さて、LINNのプリアンプKAIRNの修理もその6となりました。なんだか中途半端な修理がたくさん残ってしまいました。

前回は基板をバラす所まででしたね。今日はどんな展開が待っているのでしょうか?

1.パターンを追いかける

とにかく回路が判らなけばどうしようもありません。そこで、今回は、DAコンバータから LINE OUTまでの道のりのパターンを追いかけたいと思います。

1)スタート地点
スタート地点は、DAコンバータAD7549です。

2)Iout(17番、15番PIN)

そして、ここがAD7549のIoutである17番ピンです。基板の裏側からパターンが走り出しています。

3)明りをすかしてパターンを追いかける

いつもの拡大レンズつきスタンドに基板を照らすと基板が透けて見えるようになります。
これで両面パターンを追いかけます。

2.回路図作成
パターンを追いかけながら走り書きで回路図を書いてゆきます。字が汚くてごめんなさい。

手書きの回路図が出来たら、今度は、パワーポイントで、回路図を作成します。

まだ追いかけきれない部分もありますが、これが、AD7549からLINE OUT迄の回路図です。L,Rの②回路を追いかける事が出来ました。
これで、今度は信号も追いかける事が楽になります。
それにしても、変な回路です。