ONKYO Integra M-506RS −その6−

こんばんは、Tomです。今日の天気予報は雨でしたが、天気は一転して曇り、そして日中は晴れてしまいました。関東ではゲリラ豪雨だったとか・・・。明日の東北は危ないらしいです。

さて、ONKYOパワーアンプの修理、-その6-迄来てしまいました。昨日の記事は、フロントパネルの仕上げでしたが、今日はリアパネルの仕上げになります。
しかし、リアパネルには問題がありました。そうです、スピーカー端子と、入力端子が壊れているのです。

そして、先週末、仙台のパーツショップに行きスピーカーのコネクタを購入して来ました。

さてどうなりますが。

1.壊れたスピーカー端子を取り除く
まずは、壊れたスピーカー端子を取り除きます。

端子を取り除くと大きな穴が・・・・。
なんと一番大きなスピーカー端子を購入してきたのですが、それでも、ぎりぎりですり抜けてしまいます。これでは取り付けられません。

ブラケットかなにかで一度固定して後ろから出さないとだめですね。しかも穴と端子の隙間は殆どないので、結構難しそうですね。

2.オリジナル基板を利用してみる
位置関係がシビアなので、オリジナルの基板を加工して取り付けたいと思います。

1)基板を取り出す。
まずは、基板から壊れた端子を取り除きます。

基板だけになりました。

2)穴を大きくする
この基板の穴をやすりで広げます。

3)スピーカー端子を取り付ける。
基板にスピーカー端子を取り付けてみます。なんだか密集しているような・・・・。

4)位置関係を確認
それでは、リアパネルに当ててみます。・・・あれ?全く入りません。

5)端子の構造
よく見ると、端子の構造は、上下で内内の位置関係にありました。どんなわけで端子のピッチが狭いわけです。

3.代替品の検討
こうなると、オリジナルの基板は使えませんので、代替品の検討が必要です。

1)蛇の目基板
手持ちの蛇の目基板がありました。これでもいいけどちょっともったいないですね。

2)アクリル板
そういえば、以前クリスキットの基板を使用してパワーアンプを自作したときに使用した、アクリル板があることを思い出しました。

大きさも丁度良い大きさですね。

4.アクリル板の加工
早速アクリル板を加工します。

1)切断まずは、アクリル板をアクリルカッターで切断します。

2)穴あけリアパネルにセットして、中心をけがき、ドリルで穴をあけます。

5.仮止め
アクリル板に取り付けます。

リアパネルにセットしてみます。すると、位置関係はピッタリです!

6.もう一枚コピーする
今回は、まさに現物合わせですが、もう一枚作る必要があります。こんな時は、2枚重ね合わせてます。

先ほど位置関係がピッタリ合っているアクリル板の上から、別のアクリル板に穴を開けます。

7.リアパネルに取り付ける
出来たアクリル板に、もう一度スピーカー端子を取り付け、リアパネルにセットします。

8.入力端子の取り付け
続いて入力端子の取り付けです。
これも、アクリル板を加工して対応します。

ドリルで穴を開ける。

リーマーで穴を広げ、RCAのコネクタよりも大きな穴をあければOKです。

RCAコネクタを固定する穴を開ければOKです。

9.完成!
これで、リアパネルのコネクタの取り付けが完了です。

今回は、メカ的な加工でしたが、結構うまくゆきました。
次回はリアパネルの配線をして、動作の確認です。

楽しみです!