Tomのアンプ、売りに走る −その3−

こんばんは、Tomです。今朝も寒かったですね。車のフロントガラスも凍っていました。そして、今日も地震が・・・・。今日から3月です。なんだか3.11を思い出しますね。あの時は1週間前にちょっと大きな地震が来たんですよね〜。不吉な予感。

さて、今日の記事は、昨日に引き続き『Tomのアンプ、売りに走る』の記事で、今日はその3となります。
今日の活動は、昨日掲載したパイオニアのSA-910をメンテナンスします。

1.ケースをバラす
まずはケースをばらします。

TOPカバーを開けると、こんな感じです。6年間放っておいた割りには、結構綺麗ですね。まあ埃はありますが・・・。

2.プリアンプ部をメンテナンスする

さっそくプリアンプ部をメンテナンスするためにプリアンプカバーを取り除きます。

中はこんな感じです。

エレクトロニックスプレーをスイッチ、ボリュームに吹きかけ、何度も接点を回し、ガリをなくします。

下側のスイッチ類にアクセス出来るように、裏カバーを外します。

エレクトロニックスプレーをスライドスイッチに吹きかけ、その後何度もスイッチを動かし、接点を磨きます。

3.フロントパネルを仕上げる
仕上げに掛かります。
フロントパネルのつまみ類を外します。

フロントパネルにクレポリメイトを吹き付けます。

エスで磨き、そして、ポリメイトで磨いたツマミ類を取り付けます。
フロントパネルは、ピカピカです!

4.リアパネルを仕上げる

そして、リアパネルを仕上げます。

エレクトロニックスプレーと歯ブラシでコネクタ類の接点を磨きます。

リアパネルもピカピカです!

5.アンプ内部を仕上げる

最後にアンプ内部を仕上げます。

トランスや、電解コンデンサ、黒いパネルなどをポリメイトで綺麗にします。

基板は、6年前の修理の時にピカピカに洗浄し、半田はすべて再半田し、電解コンデンサは交換、そして、半固定VRは新品で高級品に交換してあります。なのでほぼ新品同様です。
ね、綺麗でしょう?

これで、ほぼ綺麗になりました。

明日、最終的にガリがないかの動作を確認して終了です。

44年前のアンプですが、とても綺麗です。
購入した人が喜んで頂けたら幸甚です。