東芝 REGZA 32H2000の修理

こんばんは、Tomです。台風12号も過ぎ去り、今朝は安定した天気になりました。その為、日中はまたいつもの暑さに戻りました。でも、この間よりはいいかな?

さて、先週Tomのお友達のKinちゃんから、単身赴任先のテレビ(REGZA)が壊れたので、見てほしいという依頼がありました。壊れた内容を聞いてみると、どうやらTomのREGZAの故障と同じように、バックライトが壊れたと判断しました。バックライトなら部品はないのでヤフオクでジャンクのテレビを9800円でゲットしました。それが、先週届きましたので、昨日の日曜日の午前中に修理をすることに。

1.依頼品の動作確認
まずは、故障しているという依頼品の動作を確認します。

電源スイッチをONすると、最初画面の右隅に地デジチャンネルの文字が現れます。
おっ?と思ったつかの間、画面は真っ暗になりました。

やはり、バックライトの故障ですね。この厚みを考えると、このテレビは冷陰極管なのでTomの故障と同じですね。

2.ヤフオクでゲットしたジャンクTV
次は、部品どりのハイエナ機としてヤフオクでゲットしたジャンクTVの症状を確認します。
このテレビの画面は写るのですが、システムエラーとなっているものでした。なので、バックライトユニットを移植すればOKです。

それでは、症状を確認します。

電源ON!
画面は大丈夫ですね。

でも、FANが異常だと言っています。

これはもしかして、埃か何かでFANが止まっていて、それでシステムエラーになっているのでは?これなら、こちらを修理した方が早いと判断!

3.ヤフオクのTVをバラす
それでは、ヤフオクでゲットしたTVをバラします。

テレビの内部が現れました。

4.観察
中は結構埃がすごいです。
特にHDDのFANの周りは埃が固着しています。おそらくこれでしょう!

そして、基板の中にもFANがあるかもしれませんので、基板のカバーを外します。

基板の中にはFANがありません。やはり先ほどのHDDのFANが異常なのでしょう。

5.清掃
それでは、歯ブラシと掃除機を使って、埃を取り除きます。

そして、今度はFANを取り除き裏側を清掃します。

6.動作確認
それでは動作確認を行います。
電源ON!

ファンは気持ちよく回り始めました。

画面の確認を確認すると、FAN異常のメッセージはありません。

DVDの画像も鮮明です。

7.カバーの洗浄
それでは、埃まみれのカバーをマジックリンと歯ブラシで洗浄します。

8.カバーの組付け
カバーが乾いたら、組付けします。

9.動作確認

それでは動作を確認します。
まずはDVD入力の動作確認です。

次にテレビ機能の確認を行います。
アンテナをつなぎ、B-CASカードを差します。

地デジの番組もしっかりと写りました。

これでOKですね。
故障した依頼品のテレビは、今後の故障のためのバックアップ部品取として、大事に保管してもらいましょう!そうすればあと10年くらいは持ちますね。
良かったね、Kinちゃん!