サンプリングレートコンバータSRC2496の改造 -その15-

こんばんは、Tomです。今朝の出勤時の外気温は-4℃。おそらく最低気温は-7℃くらいだと思います。でも、日中はとても暖かい穏やかな日でした。少しずつではありますが、春の気配を感じます。
もう2月になりますからね。

さて、今日の記事もSRC-2496の続きです。昨日の記事では、SRC-2496の中にクロックを内蔵化して一件落着というところでした。でも、アップテンポの音楽ではあまり気にならなかったのですが、ゆっくりした別のソースを聴くと少し歪んでいる感じがしました。
そうなんです、Tomも少し気にしていた事がありました。それは、電源回路にノイズフィルターを入れていなかった事なんです。
そこで、今日はノイズフィルターを作ることにしました。

1.基板と部品の再利用
これは、昔アンプを作った時に一緒に製作した±電源用のノイズフィルターです。
この基板から、コイルと基板の半分を再利用します。

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1)ハーネスの取り外し

基板上に取り付けてある部品やハーネスを取り外します。

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2)部品の取り外し

次は部品の取り外しです。特に使用するのはコイルです。

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2.基板の加工

次に基板の半分はまだ使用していないので、アクリルカッターで基板を半分に切断します。

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3.部品とハーネスのはんだ付け

半分の未加工基板に部品をはんだ付けします。

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そしてハーネスをはんだ付します。

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4.フィルターの完成

これで、カットオフ周波数約9kHz、減衰量 30dBのローパスフィルターが完成しました。

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早く接続して音を確認してみたいと思います。
週末が楽しみです。