サンプリングレートコンバータSRC2496の改造 -その14-

こんばんは、Tomです。今朝通勤してみると、Tomの町では晴れて気持ち良かったのですが、会社に来ると吹雪きでした。20kmの道のりとはこんなに天気が違うものなんだと思い知らされました。

さて、今日の記事は昨日の続きで、週末に実施したSRC-2496の改造の続きです。今日は仕上げまで行います。
お楽しみに!

1.電源の確保

まずは、電源の確保です。以前のクロックユニットでは、外から電源を供給しましたが、今回SRC-2496に内蔵するので、SRC-2496から+15Vを頂きます。

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メイン基板のこの3端子レギュレータ(7815)から電源を取ります。

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ハーネスの絶縁と固定を兼ねてホットメルトで固定します。

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電圧を確認します。

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きちんと+15V電源を確保しました。

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2.+5V電源を作る
今度は、+15Vから+5Vを作ります。レギュレータは、以前使用したものを再利用します。

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穴を開けて、スタッドを立て固定します。

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電圧を確認します。

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これで+5Vが確保できました。

3.シールドケースの取り付け
シールドケースを取り付けますが、その前にシールドケースにクッション台を取り付けます。

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そして、シールドケースを本体に取り付けます。
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4.電源の配線と動作確認

先ほどの+5Vを基板に接続します。

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そして、クロックの出力波形を再度確認します。

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これでOKです。

5.同軸ケーブルの配線と仕上げ
いよいよメイン基板に同軸ケーブルをはんだ付けします。

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はんだ付けした後、再度波形を確認します。
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OKです。
蓋をして終了です。

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出来上がりました。
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6.試聴

いよいよ試聴です。
システムに組み込んで音を確認します。

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きちんとクロックは、ロックされています。

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試聴すると、前回は少しもやっとしていましたが、今回はスキッと晴れ上がりました。

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ソースもCDからのソースと、ネットワークプレイヤーからの音も改善されました。

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でも、ちょっと気になるのが、違うCDをかけたとき、少し歪んでいるような感じがしました。もしかして電源ノイズ?
今回は電源にフィルターを入れなかったので、そのせいか?
今後の課題ですね。