デュアルバンドトランシーバー YAESU FT-4600 の修理 -その2-

こんばんは、Tomです。今日は神奈川出張二日目でしたが、今日も一日とても暑い日でしたね。30℃を越したんじゃないかな?もう10月だというのに夏ですね。

さて、今日は出張なので、いつものように帰りの新幹線でブログ書いています。
今日のテーマは、先日始まったYAESUのFT-4600の修理 -その2ーです。このところ、近くのお友達2人から一度に2つの無線機の修理を依頼されましたので、あっちを弄ったり、こっちを弄ったりです。ご覧になっている読者の方も、どっちの無線機の修理か訳が分からなくなってきているのでは?とちょっと心配しています。
今回は、先週の週末に実施たFT-4800のバックライトの修理です。

1.操作パネルのバラシ
前回は、無線機本体から操作パネルユニットを取り出したところまででした。
そのユニットから基板を取り出します。

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これで、基板が取り出せました。

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2.バックライトのランプの確認
これがバックライトのランプです。これが表示部に3個付いています。
なんだか、黒くなっていますね。

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基板を本体に取り付けでもう一度確認します。

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液晶はちゃんと動いていますが、バックライトが駄目ですね。

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今度は、麦球ランプを取り出し、麦球ランプが切れているのか?それともドライバーが駄目なのか?を確認します。

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やっぱり、麦球ランプは切れていました。ドライバーの故障ではなかったので良かったです。

3.麦球ランプをLEDに交換する
麦球を交換するのですが、先日のTR-751で手持ちの麦球2つは使い果たしたのと、こちらは3個必要なので、手持ちのLEDに変更したいと思います。

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Before
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After
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これを3か所実施しました。
ちょっと狭く、LEDもちょっとでかいし、抵抗も必要なので意外に大変でした。前もやったことあるけどこんなに大変だったかな~?

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4.動作確認

さて、基板を本体に取り付け、バックライトの動作確認を行います。

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ちゃんときれいに表示する様ですね。

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5.パネルの組み立て

バックライトの動作が確認でしたので、パネルの組み立てです。
ところが、パネルをバラスときにスイッチの頭をバラバラに落としてしまいました。
このスイッチの頭にはすべて文字が刻んである為、ちゃんと元の位置に納めないと機能が変わってしまうのが厄介です。

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でも、昔も同じようなことで失敗したので、事前にパネルの写真を撮っていたので、それを見ながら、一個々ピンセットで嵌めてゆきました。

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基板をセットする前に、下から覗いてきちんと位置と上下の確認を行います。

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動作確認です。スイッチON!

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ちゃんと動いていますが、ちょっと光量が足りない様な感じがします。
やっぱ、LEDを横から照らすのではNGかな?
まずは成功。
次回は組み立てて仕上げを行います。