こんばんは、Tomです。今日も日本列島は高気圧が張り出し、一日中お天気の日でした。来週の木曜日まではお天気の様です。
さて、今日の話題もLINN プリアンプ KAIRNの修理の修理で、今日でFINALとなります。
前回の解析で、故障の原因はCPUが不安定であることが原因であることが判りました。CPUの内部ではTomはどうしようもありません。そこでTomは最後の一手を打つことにしました。
1.最後の一手
Tomの最後の一手は、CPUの動作が不安定になった時に、外部からリセットを行う事です。そこで、Tomのジャンク箱からこんなスイッチを見つけました。
このスイッチは、昔、車の無線機にPTTスイッチを取り付ける時に作ったものです。
それに、このピンハーネスを利用して製作します。
ハーネスは、2つあるGND端子を一つ外してその穴を利用します。
2.リセットスイッチの取り付け
リセットスイッチを取り付けます。
まずは、GND端子を取り外します。
そして、その穴にハーネスを通します。
そして、ハーネスをリセット端子に半田付けします。
ハーネスをホットメルトで固定します。
3.組付け
組付けます。
4.スイッチボックスの準備
スイッチボックスにはPTTの回路がありましたが、それを取り外し、1KΩの抵抗を半田付けしました。
5.動作確認
それでは動作を確認します。スイッチON!
ちょうどLEDが表示されない症状になりました。
そこで、リセットスイッチを押下します。
すると、『Error・・・・』の文字が出る様になりました。
6.仕上げと動作確認
最後に仕上げを行います。これまで一度仕上げをしていますので、今回は洗浄は行わず最後の仕上げのみを行います。
これで完了です。
最後の最後にもう一を電源をONします。
メモリーはきちんと保たれています。
そしてリモコンも動作します。
これで完了です。
今回は完全な修理にはなりませんでしたが、CPUの中となるとTomはどうすることも出来ません。最悪使用出来る様になりましたので、まずまずと思います。良かったです。