こんばんは、Tomです。今日の天気はほぼ一日中晴れでした。でも、朝晩はだんだん寒くなってきています。明日は、今年一番の寒さだとか。家のもみじも色づきました。でも、今年はなかなか寒くならず色が綺麗ではありません。
さて、今日の記事は、昨日の続き『TRIO ディップメーター DM-800の修理』で、今日はFINALとなります。
昨日、依頼者のTakaさんから送られてきたスライドスイッチを取り付けてみましたが動作しませんでした。今日はその続きです。
果たして、うまく修理出来たでしょうか?
1.スイッチの回路の調査と修正
送られてきたスライドスイッチの回路を確認しました。ピン数は同じですが、中の回路は全く別物でした。
そこで、こちらのスイッチに合うように、配線をやり直しました。
これでうまく行くはずです。
2.動作確認
早速動作を確認します。
1)バッテリーモード
まずは、バッテリーモードの確認です。
スイッチON!
おおーっ!うまく行きました。
2)OSCモード
続いてOSCモードです。
きちんと同調しています。
3.スイッチの配線の固定
スライドスイッチに配線したハーネスが切れないように、ホットメルトでハーネスを固定します。
4.スライドスイッチの固定
次に、スライドスイッチを本体に固定します。スイッチが小さいし、止めるビスが無いので、致し方なくホットメルトで固定する事にしました。
5.ハーネスの固定
ハーネスを固定し綺麗して仕上げます。
6.組付け
7.完成!
これで完成です。
今回は、スライドスイッチの不具合を見つけることが出来たので、スイッチを交換するだけで、修理が完了しました。
故障の時はじっくり部品を観察することが大切ですね。