こんばんは、Tomです。今日の天気はとても良いだけでなく、最高気温は7℃と程々に暖かかったです。明日も天気が良く、最高気温は10℃ですので、期待したいですね。
さて、今日の記事は、昨日の続きで『LINNプリアンプ KAIRNの修理 シーズン12』でーその4ーです。
昨日は、KAIRNのコントロールパネルのバラシと基板の確認でした。今日はいよいよ修理開始です。
1.基板の表側のプリントパターンを研磨する
さて、昨日の記事ではプリントパターンとチップ部品がバックアップ電池の液漏れで腐食した所をレポートしました。
今回は、紙やすりで、研磨を行います。
1)紙やすり
紙やすりは、600番です。これに水を加えて研磨します。
2)精密ドライバーで研磨
紙やすりが届かない部分は、精密ドライバで研磨します。
3)基板の表面の研磨終了
4)パターンが切れた場所のマーキング
2.基板の裏側の研磨を行う
3.プリントパターンとチップ部品の修復
研磨したプリントパターンとチップ部品を修復します。
4.電解コンデンサを取り付ける
取り出した電解コンデンサの場所に、今回購入した電解コンデンサを半田付けします。
5.基板にニスを塗布する
研磨したプリントパターンの酸化防止の為とレジストの代わりにニスを塗布します。
これで、コントロールパネルのプリントパターンとチップ部品、そして、電解コンデンサを修理が出来ました。
次回は、コントロール基板の仕上げです。
お楽しみに!